公開日2025.05.07
最終更新日2025.05.07
1.はじめに
皆様!初めまして!
IT業界に興味があるけど、未経験者でもやっていけるのかな?未経験者は最初どんな業務に携わるのかな?そういった疑問があると思います。
今回の記事ではIT業界未経験者だった私が、実際に現場参画する前にどんなことをするのか。参画後どんなお仕事をしたのか、そこで得たスキルなどをこの記事を通じてお伝え出来たらと思います!
弊社はSES事業を展開しており、仕事先はお客様のオフィスや拠点です。仕事先で業務をはじめることを「参画」。お客様との顔合わせをして業務可能かを判断する場を「面談」と言います。
2.現場への参画までの流れ
入社してからどうやって現場参画するのかという疑問から答えます。
参画までの流れは、以下の通りです。
面談の流れ
項目ごとに、詳しく見ていきましょう!
業務説明
採用担当の方から業務説明からお話があります。業務全体の概要から話されて、その中で役割とこんなスキルを持った人材を求めていると説明されます。説明が終了したら、業務について質問があるか聞かれます。(聞かれないかもですが)
業務について、疑問に思ったことを質問しましょう!
自己紹介
自分自身のこれまでの経歴を説明する時間になります!ここからは、受ける皆さんのアピールタイムになります!初めての人は、一番緊張する場面かと思います。(私も最初のころは、言おうとしていた話を面談終わった後に、気づくこともありました…)
面談でのポイントは、業務で必要としているスキルと自身の経歴の中でこの経験が活かせます!と伝えると担当の方からの印象が良くなります!
質疑応答
採用担当の方から皆様へ質問されます。
IT業界未経験の人は、主に今までの経歴について深堀りされることが多いです。また、前職はIT業界と関係ない人とかもいらっしゃいますので、キャリアチェンジした理由とかも聞かれる傾向があります。事前に、聞かれる内容を整理して答えられるよう準備しましょう!
逆質問
自分から採用担当の方へ質問が出来ます!ここでは、全体を通しての質問になります。例えば、参画する前に勉強しておくべきことは何ですか?といった感じです。
ここで面談に関して概要をまとめました。
面談方法
方法 | 内容 |
---|---|
対面 | 文字通り、直接担当の方と面談を行います。私が初めて長期で携わった案件は対面で面談を行いました。 |
オンライン | Webのテレビ電話を使って、面談を行います。オンラインだと移動せずに面談が受けられます。 |
人数
受ける側は1人~3人
採用担当側は1人~4人
ちなみに、私は1人、担当の方3人で受けました。(質問多くて終わった後、フラフラでした…)
3.業務の内容
ここからは私が、初めて長期で参画した某金融機関の業務についてご紹介いたします。
もちろん、皆さんが初めて携わる業務がこういったものとは限りませんので、あくまでも一例としてご覧いただけると幸いです!
3.1訪問サポート業務
金融機関が提供している資金の管理ソフトがあり、古くなったものを新しいものに切替をするため、直接お客様のところまで訪問し切替を行う業務です。
切替と言ってもお客様によっては、色んな要望があります。例えば、今まで使っていたPCを別のPCにインストールしてほしいとか。資金移動する際の設定をどうすればいいのかなど、幅広い質問が担当の方から飛んできます。毎回どんな質問が来るのかドキドキしておりました。
3.2アポイント業務
先ほど話した資金の管理ソフトを切替えたいお客様からの申し込みがあり、直接担当の方へお電話を行い、日程調整を行います。
ここで確認することは訪問する前に、切替時に必要な資料が揃っているか、またPCやネット環境に問題ないかどうか。もし資料が全て揃っていない場合は、その場で訪問日程を決めないで、揃った段階で改めて訪問日程を決めておりました。
担当の方によっては、PC用語が分からないお客様もいらっしゃいました。どうやって伝えればいいのかが、この業務の難しいところでした。
4.必要なスキル
3で説明した業務において、必要だと感じたスキルについても紹介したいと思います。おそらく出てくるスキルはIT業界に限らず、必要になるスキルかと思います。
業務全体概要
業務に入ると担当分野ごとに別れるため、意外と忘れがちになります。ITエンジニアでもそれぞれの工程というものがありますので、携わっている業務は全体の中の一部なんだということを認識していただきたいです。
コミュニケーション能力
これは、どの業界においても必須のスキルと言っても過言ではない能力だと思います!ITエンジニアでも業務遂行の際に、各エンジニアとコミュニケーションをとる必要があります!
傾聴力
これもどの業界においても、必須のスキルかと思います。お客様が求めていることは何かをしっかり把握するところです。こちらが認識していたことが、実際はずれていたということが時々起こります。
それを防ぐためにも、この「傾聴力」も必要になります。
専門用語の勉強
携わった金融機関に関しては、金融特有の専門用語があるため最低限覚える必要がある。
現在、多くの会社が資金移動する際に使用しているのは、インターネットを使って移動するので、ITの用語も覚える必要があります。いわゆるFinTech(フィンテック)と言われているサービスになります。
今後、エンジニアとして携わる際に、IT用語に関しては横文字が多いので覚えるだけでも無限にあります。継続して勉強していくことが求められます。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。IT未経験者の私が最初に携わった経験談をお話いたしました!IT業界に興味あるけど、未経験でもやっていけるのかなと思った方も多いと思います。今後も続けて活躍するためには、日々ITの勉強は必要不可欠になります!私も、日々勉強に励んでおります。
今回の私自身の経験談が、少しでもお役立て頂けると幸いです!
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