公開日2022.02.10
最終更新日2022.10.05
初めまして。未経験からIT業界に飛び込み、現在CCNAの学習とタイピング練習に日々奮闘しています。ネットワークの基礎からの学習となると頭がパンクしそうになりますが、そんな時はタイピングをして心を落ち着けています。
そんな中で今回はCCNAの最初の方で学習するプロトコルの種類や階層構造について私の奮闘記とともにご紹介していきたいと思います。
↓CCNAの試験概要はこちら↓
CISCO/CCNA試験v1.0(200-301) 試験概要
CCNA試験の試験詳細については同じく「さるぼぼ」さんのこちらの記事も見ることをおすすめします。
CCNAの学習に挑戦!未経験には難しい?
インフラエンジニアの入門資格といわれるCCNA。 CCNAにはさらに上の資格があるので習得していく事でステップアップが可能です。
が…
お…覚える事が多い…
そして難しい…
これが入門編とは恐ろしい…。
聞いたことのない言葉ばかりでてきたり、
ルーターの設定で英語がつらつらと並んでいたり…
学習をしていて感じたのが、1つの事を覚えようとするとその周辺知識が必要となり、覚える事が増えていくという事…。なかなか理解できずに心が折れそうにもなりますが、その場で理解できなくとも他の所を読んでいると突然「あ!あれはそーいうことだったのか!」と点と点が繋がって理解できる部分も増えてきました。
難しいですが、決して未経験からでも取得不可能なものではないのです!
未経験から資格取得した「さるぼぼ」さんの体験をまとめた記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。
ところでプロトコルってなに?
プロトコルの意味
プロトコルとはコンピュータなどの機器同士で通信を行うための手順や規定を定めたものです。
コンピュータ同士でデータをやり取りするには、どのような形式や手段でデータを送るか、そして受け取るかを決める規則が必要になります。さらにネットワーク上で通信の規約を定めたものを 通信プロトコル と言います。
なぜプロトコルがあるのか
そもそもなぜロトコルが必要なのか?コンピュータ同士でさくっと通信してくれればいいじゃないか。プロトコルなんて言葉も知らなかった私はそう思いましたが、 プロトコルとはいわゆる言語のようなものだったのです!
世界には沢山の言語があります。世界中の人で知っている言語も人それぞれ。
- 中国語しか知らないAさん
- 英語しか知らないBさん
- 日本語と英語を知っているCさん
AさんBさんCさんに「こんにちは」と挨拶を伝えたい!
ですが、日本語である「こんにちは」の意味が伝わるのは?そう、Cさんだけ…
AさんBさんには何を伝えようとしているのか伝わりません。
相手が理解出来る言語、で伝えなければいけないのです!それはネットワーク通信でも同じです。
パソコンやルータなどのメーカーは1つではありません。さらに同じメーカーでも様々な機種があります。メーカーや機器ごとに通信のルールが違っていたら、同じタイプの機器同士でしかデータのやり取りができません。そのため、プロトコルという共通の通信規約を使うことで、異なる機器でもデータのやり取りができるのです。
プロトコルって沢山ある!
プロトコルの種類
- HTTP(Hypertext Transfer Protocol)
インターネット上のWebサイトを閲覧する際にWebサーバとWebクライアント間のデータの送受信で利用される。Webページを構成するファイルや画像、音声、動画などをデータ形式などの情報を含めてやり取りできる。 - SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
電子メールを送信するためのプロトコル。メールソフトからメールサーバへ電子メールを送信する時に使う。 - POP3(Post Office Protocol Version3)
電子メールを受信するためのプロトコル。メーラーでメールサーバから電子メールを受信する時に使う。 - IMAP(Internet Massage Access Protocol)
メールの受信して管理するプロトコル。電子メールを保管しているメール受信サーバにアクセスして新着を確認したり受信したりする手順を定めている。 - TELNET
リモートでサーバなどにログインする際に利用されるプロトコル。ネットワークを通じて別のコンピュータにアクセスし、遠隔操作する。 - FTP(Fail Transfer Protocol)
ファイルの転送に利用されるプロトコル。
などなどプロトコルの種類はまだまだ沢山あります。英語が得意な方は雰囲気でプロトコルの役割もなんとなく分かるかもしれませんね、私は英語が苦手なので覚えるのが大変です…。
上記で紹介したのが TCP/IPモデルのアプリケーション層で主に使われるプロトコルです。
え… TCP/IP…?
アプリケーション層…??
プロトコルは階層によって分かれている!?
実はプロトコルは階層に分けれられ、階層ごとに仕事をしています。その階層ごとに分け、それぞれの役割を定めているのがTCP/IPモデル、OSI参照モデルです。アプリケーション層とはその中でWebサイトや電子メールなど、インターネット上で提供されているサービスとデータのやり取りをする階層です。
ここで全てのプロトコルについてご紹介はできませんでしたが、この階層構造について理解を深めながらプロトコルの種類も覚えていきましょう。
まとめ
プロトコルとはコンピュータなどの電子機器同士で通信を行うための手順や規約を定めたものです。プロトコルには沢山の種類があり、階層ごとに分けられて使われています。そしてどんどん奥が深くなっていきます…。
覚えることは多いですが、CCNAはまだまだ入門編!
さらにこの上のレベルの資格だってあるのですから…
めげずに学習していきたいと思います…。
頑張るぞっ!