初めての人のためのLANケーブル入門と簡単な使い方講座 形状やカテゴリについて

1、はじめに

LANケーブルはインターネットを使う際に、とても大切です!種類が違うだけで、通信速度が異なることも…!?
今回は、LANケーブルを使ったインターネットにつなぐ方法とLANケーブルの種類について、ご家庭での使用でも迷わない方法を伝授します!

2.そもそもLANケーブルとは?

並ぶ色とりどりのLANケーブル

LANケーブルとは、簡単に言えば「インターネットに接続するための通信線」のことです。
インターネットを無線LANなしで利用する際には、このLANケーブルが必要です!

LANケーブルを使う方法は簡単です。
LANケーブルをパソコンに「カチッ」と音がするまで挿し込むだけです。反対側は、ルーターと呼ばれる異なるネットワーク同士を繋げる装置に接続しましょう!

【ルーターとは】

デジタル機器をインターネットに接続するための機器です。
ルーターを使うと、一つのインターネット回線で、複数のデジタル機器をインターネットに繋げられるようになります。

近年では、電波を使用して疑似的にLANケーブルと繋いだ状態と同じようにインターネットに接続できる「無線LAN」と呼ばれる方法があります。

メリット → 電波が届く範囲であればケーブルに繋ぐ必要がない
デメリット→ 有線に比べセキュリティ面が脆く、通信が安定しない

3、LANケーブルの形状

LANケーブルの形状としては、大きく分けて「スタンダード」「フラット」
「スリム」
があります。

それぞれの特徴としては

スタンダード

誰もが、LANケーブルと聞いたら、真っ先に想像するタイプのものです。
長距離の物同士を繋ぐ際に利用されます。

フラット

平らな形状が特徴的なタイプです。
入り組んだ場所で利用する際に利用されます。

スリム

直径がスタンダードの半分ほどの細いタイプです。
スペースが確保できない狭い場所で利用されます。

長距離はスタンダード、物が多い場所にはフラット、短距離はスリム
と覚えておくと分かりやすいです。

4、LANケーブルのカテゴリ

カテゴリとは、簡単に言えば、そのLANケーブルの通信速度の速さを表すものです。
ISO/IEC(国際標準規格)、JIS(日本規格)、ANSI/TIAの3つの標準化団体が定めた物があります。
現在市販されているのは5~8であり、数字が大きくなるほど、
通信速度が早くなります。

見分けるコツはあるのか?

ケーブルに、CAT.〇(数字)と印字されているものがあります。

CAT.5eのLANケーブル
CAT.6のLANケーブル
(上図 CAT.5eのLANケーブル  下図 CAT.6のLANケーブル)

また、印字されていない場合でも、規格名が印字されているため見分けるのは
簡単です。

  • カテゴリ5・・・ANSI/TIA/EIA-568-B.1
  • カテゴリ5e・・・ANSI/TIA/EIA-568-B.2
  • カテゴリ6・・・ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1
  • カテゴリ6A・・・ANSI/TIA-568-B.2-10
  • カテゴリ7(7A)・・・ISO/IEC 11801
  • カテゴリ8・・・ANSI/TIA-568.C-2-1

また、LANケーブルには、上位互換性があるため、6Aの対応機器に
7のLANケーブルを使用するということも可能です。

ただし、この場合は、発揮されるLANケーブルの性能は、
7ではなく6Aのものになるため注意が必要です。

5、種類別の用途

LANケーブルの種類としては大きく分けて
「UTPケーブル」、「STPケーブル」、「PoE対応LANケーブル」、
「クロスLANケーブル」があります。
「UTPケーブル」、「STPケーブル」、「PoE対応LANケーブル」は
パソコンと通信機器を繋ぐストレートタイプで、
「クロスLANケーブル」は、パソコン同士を繋ぐクロスタイプです。
それぞれの特徴として

UTPケーブル

一般的なLANケーブルです。
CAT.6までのLANケーブルは、ほとんどUTPケーブルです。

STPケーブル

電磁波を防ぐためのシールドで保護されたLANケーブルです。
工場や研究所などで使われます。

PoE対応LANケーブル

LANケーブル単体でネットワーク機器へ電力を供給することが可能な
LANケーブルです。

クロスLANケーブル

パソコンのLANポート同士を繋いで、パソコン同士を繋ぐ際に使うLANケーブルです。

UTPケーブルは、家庭用
STPケーブルは、シールドが施され性能が安定しているので仕事用
と、ざっくり覚えておくのが良いでしょう。

6、まとめ

いかがだったでしょうか?
ちなみに、LANケーブルの耐用年数は、大切に使えば18年
持ち歩きするなら半年~3年と言われています。


ここで述べたLANケーブルに関しては、あくまで基礎的な物に他なりません。
また、LANケーブルは、イーサネットと呼ばれる、機器を有線接続する規格の
一つです。

イーサネットに関しては、こちらの記事で、詳しく説明してくださっている方がいるので詳しくは、こちら↓を参考にしてもらえますと、ありがたいです。

本文が、皆様のLANケーブルやネットワーク機器などに興味をもつ、
きっかけの一つとなれば幸いです。

参考サイト:
@niftyIT小ネタ帳|ルーターとは|役割と初心者向けの選び方を解説
Panasonic|有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の違い・特徴を解説
サンワダイレクト|【第23回】LANケーブルの形状、どれが良いの?
日経BP|完全図解、イーサネットで使うLANケーブルの構造
電気設備の知識と技術|UTPケーブル・STPケーブル
参考元:パンドウイット|LANケーブルの交換時期はいつ?必要な場合や注意すべきことを解説

作者情報

IT関係に入りたての新人。好きな飲み物は、炭酸飲料と焼酎。休みの日は、家でゴロゴロするのも外に出かけるのも好きな半インドア半アウトドア派。