【IT初心者必見!】Wi-Fiについて・周波数帯・フリーWi-Fiに潜む危険性とは!

はじめまして!好きなことはドライブに行くこと!趣味は黙々とクロスワードを解くこと!そして懸賞に応募して賞品を当てることを夢見ること!!
未経験からIT業界に足を踏み入れました。現在はITパスポート試験の取得に向け勉強の日々です。いくつになっても新しいことを学ぶのは楽しいなと思っています。

さて!今回のテーマですが、ITパスポート試験にも出題される「Wi-Fiについて」説明をします。
そんなの知ってるよ!という方も、よくわかっていなかった方も、これから導入する方もぜひ読んでほしいなと思います。最後の方にWi-Fiの危険性について書いてます。重要です!ぜひご一読を!

「Wi-Fi」とは何か?

パソコンやスマホを持つのが当たり前になってきている近年では、サブスクの発展、豊富なアプリ、SNSなどといったネットワークが発達し、多くのデバイスからアクセスできるようになりました。通信量が増えたことで、よく耳にするようになった「Wi-Fi」。

扇状の黒のWi-Fiマーク

Wi-Fiとはざっくりいうと、、
LANケーブルを使用せず、電波を利用した通信方法であり、
Wireless  Fidelity の略なのです!

ITパスポートの参考書として使用している”栢木先生のITパスポート教室”ではこのように明記がされています

IEEE802.11 に準拠した無線LAN装置の互換性を検証する「WI-FI ALLIANCE」という企業団体がつけたブランド名です。ロゴの認定を受けた無線LAN装置は「お互い無線でつながるよ」という意味になります。

栢木先生のITパスポート教室

LANケーブル不要

参考書に記載のIEEE802.11 の IEEEとは、米国電気電子技術者協会のことを指します。
Wi-Fiの歴史は1997年に遡ります。無線LANの統一規格として、IEEE802.11が誕生しました。
その後、進化・更新した規格が続々発表され今日に至ります。

どっちがいいの?周波数帯 2.4Ghz/5Ghz

ご自宅でWi-Fi接続している人は初めて設定をしたときにWi-Fi のルーターに2.4GHz5GHzが書かれているのを見たことがあるでしょう。これは周波数といい、1秒間にどれだけの波を打つかを表しています。

2.4GHz→1秒間に24億回の波を描いています(想像できませんね。億って。)

5GHz→1秒間に50億回の波を描いています(もっと想像できませんよね。)

数字が大きければ、なんか良さそう!と思いますよね…♪
Wi-Fiの規格により周波数、最大通信速度などが変わってくるようですが
ざっくりとした特徴は…
壁や床などの障害物に強く、電波が届きやすいのが2.4GHz!
障害物に弱いが、非常につながりやすく、より高速通信が可能なのが5GHz!

5GHzに対応している端末を持っていて、Wi-Fi接続を5GHzで利用しても、Wi-Fiルーターから遠くでの使用になってしまっていたら、壁や床などの障害物があるため、電波が弱くなってしまうということです。邪魔なものがなく、ルーターから近いところで使用するのなら5GHzでもいいかもしれませんが、基本的には2.4GHzでよいのではないでしょうか。

ただ、家電製品(2.4GHz)をWi-Fiでつないでいたりすると、お互いの電波が重なり合うことで電波が弱まり、通信が遅くなることも考えられます。自分が使用する状況に合わせて変えるのがベストかもしれません!
(ちなみに筆者の実家はルーターから自室が遠いため中継機というものを利用して自室までWi-Fi飛ばしてますがそれでも電波弱いです….)

身近にあるWi-Fiといえば…

筆者がWi-Fi接続をするのは自宅での利用のみのため、どうしても自宅用Wi-Fiの説明に寄りがちになってしまっていますが、大きく分けるとこの3つの接続方法を利用しているのではないでしょうか。

自宅にあるルーターから接続

自宅用のWi-Fiルーターから赤い電波が出ている

自宅の状況によって、回線やメーカーは様々で群雄割拠の時代、どこのサイトを見てもランキング形式やおすすめ○選となっています。迷ってしまい、とても初心者が選ぶには難しいです。
家電量販店のお兄さんに、使用場所、使用環境を説明し、提案してもらうのがベストだと思います。(あくまで個人の意見です!)

モバイルルーター

黒いモバイルルーターから青い電波が出ている

いつでもどこでも一緒。いつもWi-Fi。キャリア回線なんて必要ないわという接続。コンパクトなので持ち運びにも最適。

フリー(公衆)Wi-Fi

フリーWi-Fiをご利用いただけますと書かれており、SSIDとパスワードを手描き記入するフリーWi-Fiの案内

公衆なので、喫茶店や空港、コンビニ、ショッピングセンターなどといったところで使用できます。 スマホでネットワーク名を選ぶと、利用登録を促されることが一般的です。 後述しますが、きちんとした安全対策が必要です。

~基本的な設定~

スマホ→設定アプリ→Wi-Fi機能オン→受け取る側の端末のネットワーク名が表示されている→選択後パスワードを入力→接続完了!
(一度接続してしまえばネットワーク名から該当のものを消さない限り再度設定し直すことはありません!)

Wi-Fiのメリット・デメリット

ここまでWi-Fiについて説明してきました。だいたいどんなものかはご理解頂けたと信じています。
ここからはWi-Fi接続するときのメリットとデメリットについて説明させていただきます。

メリット

  1. スマホのパケット通信量の節約
         
  2. LANケーブルを接続しないので、コードがなくなり快適
         
  3. 電波内ならば使用場所を選ぶことなく使用可能
         
  4. 複数端末の接続可能

1に関しては、Wi-Fi接続にする一番の目的だと思います。
2にしても、お子さんがいるご家庭やペットを飼われている方にはいいですよね!足を引っかける心配もありません。
3は、自室にこもってゲーム三昧できまよね!
4ですと、家であれば家族全員のスマホを繋げられます。台数制限はありません。

デメリット

  1. 接続設定が必要
         
  2. 有線の方が通信が安定している
         
  3. スマホの充電がなくなりやすい
         
  4. 偽のフリーWi-Fiにつないでしまうおそれがある

1に関して、パスワードがわからず、接続ができないという人は、パスワード入力せず、Wi-Fiに繋げてくれるアプリがあります。(バッファロー使用であればhttps://www.buffalo.jp/topics/utilize/detail/aoss-useful.html

2に関しては、複数の端末を接続して複数の端末で同時に動画を視聴していたりすると、電波が重なり合うことで通信が遅くなることもあります。

3に関して、スマホのWi-Fi機能をずっとオンにしているのが一因と思われるため、外ではキャリア回線に切り替え、Wi-Fi機能をオフにすると少しは消費が抑えられるかもしれません。
4に関しては次で説明しますが、悪質な詐欺に遭わないためにもきちんとした安全対策を講じることが大切です。

フリーWi-Fiの危険性と安全対策

フリーWi-Fiは公共の場で無料で接続できるようになって、便利だな、うれしいな、パケット通信代節約できるなと思っている人のために少し怖い話をします。

フリーWi-Fiの危険とは

前述したようにフリーWi-Fiはとても便利ですが、その分危険も潜んでることを認識しないといけません。フリーWi-Fiには暗号化されているもの、されていないものがあるからです。検索エンジンで調べてみると「フリーWi-Fi 危険性」が上位にくるはずです。

スマホから悪魔が出てきている


過去に公開された映画で、フリーWi-Fiからスマホを乗っ取り、個人情報をのぞき見るという、ぞっとするストーリーの映画があったからなのか、正直私もこの映画を見るまでは危険があるとは思っていませんでした。

何が危険か!それは
フリーWi-Fiのネットワーク名を間違えて接続してしまうことです。
相手側は、本物のネットワーク名に巧妙に似せてきます。



正→ XXX_coffee_XXX_Wi-Fi

偽→ XXX_cofee_XXX_Wi-Fi

といった感じです。ぱっと見ですと間違えてしまうのも仕方ないと思ってしまいます。
野良Wi-Fi、なりすましWi-Fi、悪魔の双子という名のワナWi-Fiが出回っているほどです。
接続してしまうと

  • 通信内容が盗聴されたり、のぞき見される
  • 不正アクセス
  • 悪質なウイルス感染
  • ネットショッピングで使用したクレジットカード情報が不正利用

など、いいことありません。
しかし、安全対策を講じれば、少しでもリスクを減らすことが可能です。

スマホに悪人の顔が出ている

フリーWi-Fiの安全対策

・外出する際はWi-Fi機能をオフにする
     →外出した際、むやみにWi-Fiにつながることから避けられます

・必ずお店が正規で提供しているネットワーク名を利用する
   →偽のWi-Fiは似ているので巧妙ですが、店内にあるポスターなどでしっかり確認してからつなぎましょう

暗号化されたネットワーク名を選ぶ
   →暗号化されたネットワーク名には鍵のマークがついています

・URLがhttpsから始まるサイトだけを見ること
   →httpsは暗号化技術で保護されているため安全です

提供源が不明のWi-Fiにはつながない
   →「怪しいWi-Fiにはつながない」とにかくわからない場合はこれが一番いいです

鍵マークがスマホに出ており、その回りには弱体化した表情のウイルスのイラスト

~自宅のWi-Fiにも危険あり~

自宅のWi-Fi、購入したままのネットワーク名の方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
実は自宅のWi-Fiにも危険は潜んでいます。
初期のネットワーク名(SSID)でメーカーがかんたんにわかってしまい、
初期設定時のパスワードが貧弱であるため、ネットワーク名と暗号キーを変えるのが推奨されています。
Wi-FiルーターのSSID変更のやり方<バッファロー>https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/15708.html

まとめ

いかがだったでしょうか。身近でとても便利になったWi-Fiですが、危険と隣り合わせにいることを意識して上手に付き合っていくことが大事ですね!
総務省からも注意喚起がされています。総務省では無線LANのセキュリティに関する意識調査が行われています。フリー(公衆)Wi-Fiを使用しない理由の中で圧倒的に危険性を挙げているのでみなさんもぜひ読んでみてください。youtubeも参考になります!

 総務省では、Wi-Fiの利用者に対し、安全なWi-Fiの利用のために必要なセキュリティ対策等に関する理解を深めていただくことを目的としたガイドラインとして、「Wi-Fi利用者向け 簡易マニュアル」を作成しています。

総務省ページ
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/wi-fi/
作者情報

ダイエットするが口癖。何もせず痩せていくのを夢見る万年肩こり女子。
ITで食べていけるように奮闘中。