【5.0から6.0へ変更】ITパスポートシラバス6.0とは?【プログラミングとプログラミング言語】

先日、ITパスポートを受験しました。もかすんです。
学習しながら過去問を解くのと実際に試験を受けるとでは、やはり緊張感が違いますね。試験時間ギリギリまで使って回答を絞り出しました…

今回は、私が受けたこの「ITパスポート」が、2022年4月からシラバス5.0から6.0に変更されるとのことで、なぜ変更するのか?5.0との変更点や気になる用語について説明していきたいと思います。

ITパスポートとは

床にPCやスマートフォン、ノートが広げられている写真

ずばり、「ITに関する基礎知識が証明できる国家試験」です。

ITの基礎知識ということで、IT関係の資格の中でも初級編とも言える資格で、IT未経験の人が業界に入る際、事前知識を身につけるためにも是非取って欲しい資格でもあります。
また、試験会場や日時に指定はありません。

全国各地にある試験会場を自分で選択し、その会場が試験を受け付けている日時の中から選べるため、自身の好きなタイミングで受けられるというのも1つの利点です。

詳しい受験方法や学習方法などは別の記事に記載されていますので、是非そちらを参考にしてください!

シラバス5.0から6.0に変更

そんなITパスポートですが、2022年4月からシラバスが5.0から6.0に変更されます。


このシラバスは、言わば「ITパスポートの試験で出す範囲をまとめた詳細文」です。学生の頃テストで先生に、「教科書の○~○ページまでが今回のテストの範囲だから勉強しておくように。」と言われたことありますよね。それと同じものだと考えてください。
では、何故今回その試験範囲が改訂されるのか。疑問に思う方もいるかも知れません。

ビジネスマンがデジタルなアイコンを指さしている写真


現在、ITの技術は世界中で進化しています。
ITに関する新しい技術や発見、規則などが増える度に当然、知識の量や質も基準も変化していきます。そのため、ITの基礎知識の証明となる「ITパスポート」という資格の試験の内容も、進化や変化に伴って更新されていく必要があるのです。

勉強に関する注意事項!
現在のシラバス5.0も2021年4月に変更されたばかりです。
そして、今回の6.0が2022年4月に変更…
ちょうど1年でシラバスの変更が起こっているのです。
そのため、「試験の日時は自分で自由に選択できるのが利点」だと先ほどいいましたが、あまりに悠々としすぎていると、いざ受験!となった時に運悪くシラバス変更…なんてこともあります。

重要な用語をピックアップ!5.0からの変更点!

公式のHPで変更に関してのPDFが公開されています。
私の見解も含まれますが、今回の変更に関する注意点や重要だと思った点をあげていこうと思います。

変更点・注意点

  • 新しい用語が増える(約140~150個程)
  • それに伴い学習時間が増える
  • 用語の名称だけでなく内容もしっかり把握する必要がある
  • プログラミング、プログラム言語に関する問題が増える
  • マネジメント系は変更点無し

重要な用語

  • 情報収集
  • データグラフ
  • 行政分野のシステム
  • グラフ理論
  • アルゴリズム
  • プログラミング
  • プログラミング言語
  • 情報デザイン
  • マルチメディア技術
  • ネットワークアーキテクチャ

参考にしたITパスポートの公式サイトとPDFファイル
サイトURL:ITパスポート試験内容・試験範囲
PDFファイル:「ITパスポート試験」シラバス(Ver.6.0)(変更箇所表示版)

全体を通して感じたことは、全くとして新しい用語が増えたというよりかは、今までの用語をより詳しく細分化し、それぞれの違いについてしっかり理解できているかを図るのが、今回の改訂の目的なのかなと思いました。(※あくまで個人的な感想です。)

重要な用語をいくつかあげましたが、全ての用語を説明するのは難しいので、この中でも特に重要だと感じた「プログラミング」「プログラミング言語」この二つについて詳しく説明しようと思います。

プログラミングとプログラミング言語

プログラミングとは、「コンピュータに行って欲しい仕事を記述すること」です。
※この「プログラミング(Programming)」の中には「プログラム(Program)」という単語が入っており、この単語は、指示書やマニュアルのようなものを指します。

私たち人間で例えると、

カレーの作り方を知らない人に、
「カレーを作るには、まず材料を用意して、それらを食べやすい大きさに切って、鍋で炒めて、水を加えて、沸騰したらアク抜きをして、ルーを入れて混ぜて、ルーが溶けきったら完成。」
と説明する。

という流れと同じことを指します。

とまぁ、理屈は簡単ですが…コンピュータは人間と違い話すことができません。
当たり前ですが、私たちが日常で使う言語もコンピュータには理解できません。
ではどうやってコンピュータに指示するのか。

そこで使われるのが、プログラミング言語(プログラム言語)です。

VSCodeを使用してプログラミングをしているPCの写真

ただし、プログラミング言語は”一つ”ではありません。指示する内容や用途によって使用する言語は異なります。たくさんありますが、今回はシラバス6.0への変更で追加された言語のみ紹介していこうと思います。

C他の言語で書かれたプログラムよりも高速処理が可能な言語。
需要は高く、学習難易度も高い。
ROSに依存しない、統計解析やデータ分析に特化した言語。
数学、統計学の知識も必要になるため難易度はやや高い。
Fortran高度な数値計算が可能な言語。
処理が高速なため、スーパーコンピュータなどに使われる。
Java汎用性が高く、OSに依存しない言語。需要が高い。
プログラマーには必須言語。C++と文法が少し似ている。
C++Cを元にして作られた言語。Cと同等の高速処理が可能で、
かつプログラム開発の効率化を図れる。
Java
Script
ブラウザ上で動作する、Webサイトに動きをつけるための言語。
HTMLなどに組み合わせて使える。初心者におすすめ。

また、公式から下のようなサンプル問題が発表されていますので、今回の変更でいかに「プログラミング」「プログラミング言語」への理解を重要視しているかがわかります。
このサンプル問題は2問しか出されていませんが、受験前に予行練習として一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ITパスポート試験 疑似言語のサンプル問題のスクリーンショット

出典PDFファイル:「ITパスポート試験 プログラミング的思考力を問う擬似言語のサンプル問題」

今回のシラバスの変更については以上になりますが、最後に、この変更と同日に改定される重要事項があるのでそちらを紹介したいと思います。

2022年4月からの受験料に注意!

2022年4月からのITパスポート試験の受験手数料

ITパスポート試験公式HP 受験要領-「4:受験手数料」

実は、シラバス5.0から6.0の変更と同日に、受験料も改定されます!

2022年3月31日までに受験する人
試験範囲:シラバス5.0
受験料:5,700円(税込)

2022年4月1日以降に受験する人
試験範囲:シラバス6.0
受験料:7,500円(税込)

このようになりますので、2022年4月以降に受験を検討されてる方はシラバスの変更と受験料の改定が同時にあるということに注意してください!

最後に

PCを前に頭を抱えている男性の写真

いかがでしたでしょうか?
今回ピックアップした用語意外にも、シラバス変更で気になる用語はたくさんありますが、通して言いたいことは「用語を暗記するのではなく、用語の意味までしっかり理解すること」です。

記事にて、「プログラミング」「プログラミング言語」のみを取り上げて簡単に説明しましたが、私のこの記事だけを読んで「なるほど、理解した。」となってはダメですよ(笑)
時間の許す限り、何度でも間違えて、調べて、理解して、解いてを繰り返して万全の状態で試験に挑んでください!皆さんのご健闘をお祈りします!

作者情報

創作活動が好きなIT未経験。夢はサポートデスク、webデザイナーの二刀流。最近の悩みは「語彙力がないこと」「ホラーというジャンルが好きなのに、心身に影響するため安易に見れないこと」。