公開日2020.10.21
最終更新日2022.10.04
みなさんこんにちは。 今回みなさんに紹介させていただきたい内容は「photoshop」を使った写真加工についてです。
私自身のphotoshopの経験は前職で、はじめて触れて商品のトリミングや色調補正をかけたり、 基本の操作を出来る程度でした。photoshopの参考書やオンライン動画で学んだことをこの記事で書かせていただきます。よかったら覗いて見てください。
photoshopでできること
はじめに、PhotoshopとはAdobeが販売している写真の加工・編集をメインとしたソフトのことです。
写真の明るさや色味の調整ができる事はもちろん、写真のレタッチ、写真の上に文字を入れたり、写真の合成・イラスト風に写真を変えたり、美しいグラフィックを作ったりと本当に色々なことができます。
Webバナー作成、ロゴやフライヤーやポスター、名刺などのデザインもできます。
解像度の設定
photoshopで扱う画像は、ピクセルと呼ばれる点の集合で構成されています。 ピクセルの1インチあたりの密度を示したものが解像度です。
解像度の単位は「dpi」、または「ppi」で表します。解像度が高いほど高精細になりますが、ピクセルの量が多くなるためファイルが大きくなります。目的に応じて使い分けます。
Web用 = 72dpi
印刷物 = 300~350dpi
私自身も解像度の設定が間違っていたことがあります。 よし画像ができた!!保存しよう…あれ?保存に時間が掛かるといったことがありました。
PSDデータのサイズを見ると〇〇MB!!!メメメガバイト!!? 確認すると300dpiになっていました。そんなときは解像度を見直しましょう。
[イメージ] > [画像解像度]で設定を確認できます。
カラーモードの設定
Webサイトなどのデジタルメディアに使う場合は「RGBカラー」を指定し、 画像を印刷に使う場合は「CMYKカラー」を指定します。用途に適したカラーモードを選びましょう。
写真加工 色調補正・レタッチ
こちらの写真の色調補正をしていきます。修正前は全体的にくすんで青白く見えますね。
では、明るさ・コントラストを調整していきます。
明るさ:明るさの調整
コントラスト:画像の輪郭や明暗を強めれます。
少し明るくなりましたが、明るさが強すぎて色味が少ないので、自然な彩度を足してあげます。写真全体の印象が変わりました。
画像によってはスライダーの位置の調節が変わってくるので、一概にこの値が良いとは答えを出すことはできないので慣れが必要になるかと思います。
続いて、目の下のシワのレタッチをします。
左のパネルからスポット修復ブラシツールを選択。ブラシサイズを決めてから目の下のシワをなぞります。
消えましたが少し違和感があるので、肌を滑らかにするためにぼかしツールで馴染ませます。
目の下にハイライトを加えてあげましょう。 覆い焼きツールでこちらもなぞります。目の下が明るくなりました。
※覆い焼きはやりすぎに注意してください。弱いレタッチの加工をしましょう。
加工したことにより、修正前よりも写真全体が明るくなり綺麗に仕上がりました。
ご自身で撮影された写真などを綺麗に加工してみてください。
ボタン1つで写真加工ができちゃう!?アクションとは?
Photoshopのアクションは、一連の作業を再生ボタンひとつでできるようにするので、何度も行う作業などを大幅に短縮することができる機能と言えます。
アクションは簡単に画像補正ができます。私もこのような機能があるのは知らなくて驚きました!
photoshopでの一連の流れを記憶しておいて再利用できる機能だとか。
ん?どういうことだと思いますよね。実際にこちらの写真にアクションを適用してみます。
[ウィンドウ] > [アクション]を選択し、アクションパネルを開きましょう。
初期設定のアクションの中から選択して再生ボタン1つで加工ができてしまいました。
フォントやブラシの拡張すると同様に、Webからアクション素材をダウンロードし、インストールすることもできます。
アクションファイル(.atn形式ファイル)を適用したら、インストールは終了です。
(上)セピア加工(下)レトロ加工
レイヤーパネルを見ると調整レイヤーが追加されています。 アクション機能を適用することで、プロの技のように盗めてしまう便利な機能です。
好きなアクションをインストールし、たくさん適応してみましょう。 そうすることで、どのような調整レイヤーが追加すれば、こんな風になるんだなというようにとても勉強になると思います。
追記
よく使う一連の操作を登録する登録方法があります。アクションをphotoshopにインストールしていくと、英字のフォルダが増えてきて、お気に入りのアクションを探す手間が掛かります。
新規セットを作成することで、処理の自動化を図ることができます。
[アクション] > [新規セットを作成] > [アクションセット名]を登録します。
VSCOish2セットから、「retro」をレトロセットへドラッグ&ドロップして移動完了です。このように用途に応じてアクションをセットにまとめておくと使い分けがしやすくなります。
おわり
みなさんここまで読んでいただきありがとうございました。今回、「photoshop」を使った写真加工について紹介させていただき、少しでも興味をもっていただければ嬉しいです。
私もphotoshopを完璧に使えこなせているとまではいえませんが、Webバナー作成や写真の加工を繰り返し実践して綺麗な加工が出来るようにこれからも勉強していきたいと思います。
他の記事でもphotoshopのテクニックを紹介しているので見てみてください!