公開日2023.07.18
最終更新日2023.07.19
初めまして、endoです
今回は、UDトークってどんなアプリなのか紹介していきたいと思います。
聴覚に障がいをもっている人とコミュニケーションをとりたいと考えている人や、議事録を作りやすくしたいという人はぜひ読んでみてください
UDトーク(音声認識アプリ)とは
まず、音声認識とは、「音声情報を文字にして視覚情報にする」といったも
のです。
なじみの浅い人には、プログラミングやテクノロジ系の用語ととらえているのかもしれません。
UDトークとは、iOS、Androidで無料で音声認識ができるアプリとなっています。
どんな人が使うのか
私のように聴覚に障がいを持っている人が使っています。例えば、案内や会議の情報保障として使う人もいますし、普段から会話の際に使っている人もいます。
私は、会議中や説明を受けているときに使っています。
また、最近だと、大学や専門学校で情報保障の一環として使用する人もいます。
聴覚障がい者の中には、声を出せない人もいますが、キーボード入力や手書き入力をすることにより相手に意思を伝えられます。
他にも
webライターや記者が記録のために使うこともあるようです。 会話ログは24時間は消えない上、メールで文をそのままパソコンなどに送れるためです。
また、翻訳機能もあるため、他言語でのやり取りもできますが、対応言語ではない可能性があったり、あらかじめどんなアプリなのかを伝える必要があるため活用が難しいです。
ですが、音声翻訳としては問題なく使用できます。
UDトークの特徴
メリット
メリットとしては、やはり音声を文字として認識できるところだと思っています。
誤認識、誤字に関してもキーボード入力で修正することが可能です。
また、2人以上でグループを作り、そこに参加すると、遠くにいても会話することができます。
デメリット
UDトークを使う際に周りで話している人がいると、その人の声まで拾ってしまい、文字がごちゃついて表示されてしまいます。
さらに、話してから文字として表示されるまでが長いことがあります。長いと30秒間表示されないです。
表示待ちをしている間にも、話が進んでしまっているということがあります。(…が処理中)
また、バッテリーにかかる負担が大きく、長時間使うとすぐにバッテリーがなくなってしまいます。使用しないときはマイクを切っておくと大丈夫です。
他社アプリとの比較
App StoreやGoogle Play Storeでは互換アプリが多数ありますが、性能はもちろん、トークルームに参加して遠距離でやり取りができるのはUDトークならではの機能です。
パソコン版UDトークは、スマホ版UDトークで拾った文の修正のみです。
パソコンで音声認識をやってみたいという人は、Google社の「Speech to text」をおすすめします。
※「Speech to text」は有料です。
「Speech to text」は、誤認識率が低く、返還時の遅延もないので、体感だとUDトークよりも性能がよく使いやすいですが、有料であるため気軽には使えないと思っています。
実際の職場でのUDトークに関しての感想
Aさん(部署リーダー)
「ファーストインプレッションは、
・変換速度が非常に高い
・トークルームの使い分けで遠隔でコミュニケーションが取れる
の二点です。
会社でも会議ツールとして使用しているZoomの翻訳機能と比べても漢字変換の精度や文字起こしの精
度は雲泥の差があると感じています。」
Bさん(他の部署の方)
「まず、所感としては、周りの声が入ってしまうため、もっとノイズキャンセル機能みたいなものがあれば自分の声だけを拾ってくれるのになぁと思いました。
ただ、キーボードにも連携したり、別の部屋にいても連絡が取れるというところはとても魅力的だなと感じました。」
Cさん(同部署の先輩)
「想像していたより、カタカナや漢字を的確に変換してくれますし、コミュニケーションを図るツールとしてはとてもいいものだと思います。」
最後に
私は仕事の上でUDトークを使っていますが、いろいろな人がUDトークのことを知り、理解してもらえたら、さらにいろいろな場面で使える、使ったもらえるようになります。そうなってほしいと思い、この記事を書きました。
このUDトークをいろいろな人に広めていきたいので、興味をもったら、ぜひインストールして使ってみてください!!
UDトーク|コミュニケーション支援・会話の見える化
アプリ
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