データベースとは?実は身近な存在。あなたがさっき使用したそれもデータベース?

はじめに

みなさん、データベースって聞いたことありますか?
おそらくネットを使用する人なら一度は聞いたことある単語ではないでしょうか。
実はデータベースはとても便利なものであり身近に存在しており、重要なものなんです!

この記事では、以下の内容をIT知識があまりない方にもわかりやすくお伝えします。

  • データベースとはなにか
  • データベースの役割と特徴
  • データベースの種類
  • 身近に存在するデータベース

データベースとは

コンピューター上で集めて整理された情報の集団のことをいいます。データベースにはいくつかの種類があり、操作にはSQLというデータベース専用の言葉、つまり「データベース言語」が必要になることがあります。また、多くの情報を扱うデータベースを管理し運用する場合は、データベース管理システム(DBMS)が必要になります。

参考元:ITトレンド|データベースとは?基礎知識を初心者にわかりやすく解説!

データベースの役割・特徴

大量のデータをコンパクトに保存できる

大量のデータを様々な形式で保管することが可能であり、データベース管理システムによってデータベースにアクセスするため、データ量が増えても操作が安定します。

データベース管理システムで簡単・スピーディにデータを参照できる

大量のデータが保存されていても安定した処理が実行できます。
データ自体の管理をデータベース管理システムが自動で行ってくれるため、保管する場所や保存形式を気にせず、目的に応じたデータの操作が可能です。

データを安全に保管できる

書類やCSVファイルなどでデータを保管していた場合、紛失のリスクがありますが、データベースはデータベースサーバー自体のセキュリティ強化やデータベース管理システムによるアクセス権限の管理によりデータを安全に保管できます。

「あ、今このデータ欲しい!」と、いうときにすぐに取り出せるのです!

データベースの種類

データベースには大きく三種類あります。

階層型データベース

階層型データベースのイメージ

ツリーのようにデータを関連付けて保存するタイプになります。
データの検索が速いですが柔軟性に欠けるところが難点です。
製品例:IMS DB(IMS Database Manager)

ネットワーク型データベース

ネットワーク型データベースのイメージ

関連性のあるデータを相互に結び付けて保存するタイプになります。
多対多の関係性が成り立つと同時に、情報の重複登録が避けられます。
製品例:Integrated Data Store(IDS)

リレーショナルデータベース

リレーショナルデータベースのイメージ

Excelのような表の形式でデータを管理するタイプになります。
複雑に関連している情報同士でも整理しやすく、理解しやすいです。
しかし、データを管理するプログラムが複雑で難しいところが難点です。
製品例:MySQL

<データベース関連用語>

データベース管理システム(DBMS)

DBMSとは、データベースを管理し、外部のソフトウェアからの要求に応えてデータベースの操作を行う専門のソフトウェア。

IT用語辞典e-Words|DBMS【DataBase Management System】データベース管理システム

自動でデータ整理を行うため、簡単にデータを編集でき、抽出できる優れもの。
データベースは自動でデータ操作をやってくれないためDBMSは非常に重要!

SQL

データベース言語の中で、最も普及している言語の一つ。DBMS(データベース管理システム)上でデータやデータベースを制御するための言語であり、ユーザーやシステムからの命令を受けてリレーショナルデータベースに問い合わせを行い、結果を返す。返ってきた結果はモニターなどに表示される。

→そもそもデータベース言語とは

DBMSに「これやってほしい!」と指示出したいときに使われる言語

参考元:
発注ラウンジ|SQLとは?データベース言語の基礎知識をわかりやすく解説!
ITトレンド|データベースとは?基礎知識を初心者にわかりやすく解説!
IT用語辞典e-Words|DBMS【DataBase Management System】データベース管理システム

身近なデータベース

ここまでデータベースの特徴や種類などについて説明してきましたが、そのデータベースはどこに使われているのでしょうか。実は私たちの周りでも多くのデータベースが存在しており、知らぬ間に関わっています。

例えば

スーパーやドラッグストアなど小売業

顧客の個人情報や購買履歴などをデータベース化してマーケティングに活用しています。
身近なドラックストアなどで会員カードを発行した時、登録した情報はデータベースに登録されているのです…!

ECサイト

普段私たちが使用しているAmazonやゾゾタウンなど
顧客情報や仕入先情報、商品の入出庫情報などをデータベース化しています。

在庫の最適化だったり、顧客情報を即座に再確認できたり…
つまり、データベース化することで便利な世の中になっています!

参考元:DataVehicle|データベースを活用した身近な例を紹介

まとめ

普段の生活の中で使っている物にデータベースが多く組み込まれています。つまり、私たちにとって非常に大切なものであり重要です。
データベース(データ=情報 の ベース=基盤)
様々な情報の土台となっています。
今こうしてパソコンを使ってなにか行うにもデータベースのおかげで楽になっていたり、仕事を行う上でも業務効率化につながっていたりと便利なシステムなのです。

データベースについてより詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。

作者情報

自由に生きたい多趣味な駆け出しエンジニア。ハマったものにはとことんお金を使います。最近ではカードゲームや女性アイドルの音楽ライブ、hip hopなど多岐にわたる。