皆さんはWebサイトの制作現場と聞いて、どんな業務を想像しますか?
HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどのコーディング業務を思い浮かぶでしょうか。
しかし現在、そういったプログラミングを必要としない開発も増えてきています。

この記事では、私が実際に参画した”コーディングしない(ノーコード)”Web制作の現場についてご紹介します。

  • ノーコードに興味がある
  • これから現場に入るけど不安

という方にぜひ読んでいただきたいです。

興味がある方には、”私の実体験としての求められるスキルや経験できること”を、
これから現場に入るという方には、”現場の雰囲気を共有して不安を払拭するきっかけ”になればと思います。

ノートパソコンを操作する男性の写真

ノーコードの業務

ノーコード開発とは?

そもそもノーコードは、コーディングをしないでWebサービス開発をすることです。
開発にはノーコードのツールを使用します。ツールには必要な要素がパーツとして用意されており、各パーツを配置するという直感的な操作感が特徴です。
その為、ツールの使い方さえ覚えてしまえばITの専門的知識や技術を持たない人でも、簡単にサイトページやアプリを作ることができます。

※別の記事ではノーコードのメリット・デメリット、どんなツールがあるのかをまとめています。もっと詳しく知りたい方は下のリンクからご確認ください!

業務概要、日々のスケジュール

私が参画したのは「SharePoint Online」ツールを使用してサイトのページ制作をする現場です。
完全に0からのページ制作というわけではなく、旧サイト終息に伴い新サイトにページを再構築するという業務でした。
ちなみに、「SharePoint Online」というのは組織のWebサイト作成・情報共有ができるサービスで、Microsoft社が提供しているツールです。(SharePoint Online公式ページはこちら

「サイト構造の確認→ページレイアウト考案→ページ制作→公開」という流れで、月に1~2サイト・20~40ページ程作成していました。コーディング作業がない分やはり全体の進行度は速く、こなすページ数も多いですが、要素がビジュアル化されパーツとして見えるのでスムーズに進められました。
周りの方のお力を頂きつつも、ページ制作が間に合わない!という事態はなく無事日々の業務にあたっていましたね。

1日のスケジュールはこんな感じです。

9:00~12:00 業務
12:00~13:00 昼休憩
13:00~16:00 業務
16:00~16:30 ミーティング
16:30~17:30 業務

毎日のミーティングでは各メンバーの進捗確認と情報共有を行います。
「SharePoint Online」はクラウドのサービスでアップデートがよく行われるので、「この機能が追加されたけどこういう使い方ができそう」とか、「アップデートでこんな仕様変更があった」などを話し合っていました。

所感としては、ノーコードの場合コーディングのフェーズが大幅に短縮されるので、納品までのスピードが速い現場が多いと思います。

求められるスキル

結論から言うと…

「難しいプログラミングの知識、技術をもっている必要はない」が、「サイト制作の基本となるHTML、CSSの知識はあるとよい」です。
すでに記載した通り、ノーコードはプログラミングの知識がない方でも簡単に扱えるのが特徴です。ですが、基本的な知識はあるに越したことはありません。

例えば「SharePoint Online」はレスポンシブデザインに対応している為、閲覧するデバイスの画面サイズに合わせてコンテンツを最適化し表示します。
この最適化はありがたいことに自動で行われるのですが、仕組みを知っていたり、HTML、CSSで触れておくことで、画面サイズによる見え方を意識しながらパーツの配置を考えられました。
スピード感もある現場で順序立ててしっかり進めるためにも、最低限の知識として持っていることがベターと思います。

レスポンシブデザインのサイトを表示している各デバイスの写真

参画時の私のスキル

参画時の私ですがHTML、CSS、JavaScriptの勉強を進めている途中で、自信を持てるほどのスキルはありませんでした。
しかし、ポートフォリオとしてページを2つ作成しており、現場の方に自身のスキル感をお伝えすることができました。それだけでも、現場に入る際の不安が和らぐと思いますし、自身のスキル把握にもなるのでポートフォリオ制作は重要な要素だったと思います。

経験できること

既に何度も記述したようにプログラミングを必要としないため、エンジニアとして「コーディングのスキルを身につける、伸ばす」という点では難しいです。

しかし、レイアウト考案の部分では、コンテンツは見やすく配置されているか、優先したい情報の位置は適切か、色の効果的な使い方か、視認されやすいボタンか…などデザインを意識して業務を行っていました。
昨今、プログラムの作成とデザイン思考を兼ね備えたエンジニアは市場価値が高く、貴重な人材となっているので、学び始めたばかりのタイミングでこういった業務に携われたことは良い経験になりました。

さいごに

現場によって環境は様々ですが、私の経験が少しでも参考になれば嬉しく思います。
最後にですが、今回使用していたツール「SharePoint Online」については私が以前執筆した記事がありますので、興味のある方はこちらもどうぞ。

それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。

作者情報
アウトドア好きの運動音痴。体を動かした後のお酒とご飯が美味しくて今日も生きてます。趣味は旅行で、暖かい地域によく出没します。 宜しくお願いします。