公開日2020.12.02
最終更新日2022.05.10
みなさん、こんにちは。
今回は、最近注目されているノーコードについてメリットやデメリット、ツールについてお話していこうと思います。
ノーコードをご紹介する前に
すこし私の話をさせてください。
現在Webデザイナーを目指しているのですが、目指す前に一度、プログラミング学習に挫折した経験があります。最初は学ぶことが楽しくて仕方なかったのですが、難しくなるにつれて理解できなくなってしまいました。私のスキル不足も大いにありますが、目標設定ができていなかったことも挫折してしまった原因の一つだと考えています。
あまり深く考えずに「これやってみたい!」って思って行動することも時にはあると思います。
でも、ノーコードは明確に「これを作るぞ!」というゴールがないと遠回りをしてしまったり、無駄に工数がかかってしまったりするのでお気をつけください。
そうならないように、まずはマインドセット!
作りたいものはアプリなのか、Webサイトなのか、ECサイトなのか、SNSなのかしっかり決めてからノーコードツールを使用することをお勧めします。
さて、語ったところで(笑)ノーコードのメリットとデメリットについてご説明していきますね。
ノーコードとは、メリットとデメリットも含めてご紹介
ノーコードを一言で説明すると、コーディングやプログラミングをせずにアプリ開発やページの公開ができることです。
まずはメリットから
簡単にアプリの制作が可能
簡単にできるということは制作工数もかなり削減できるのはすごいですよね!最高で最大のメリットです。
バックエンド、フロントエンドでのコーディングやプログラミングが不要
プログラミング未経験の方でもWebサイトが制作できたり、プログラマーがいない会社でもECサイトを制作して簡単に運用できたりします。
アプリ制作をしたかったけどプログラミングが難しくて挫折してしまった人でも、簡単に制作が可能ですよ。
プログラミングに苦手意識がある私のような人間でも、簡単にアプリケーションの制作ができるのです!
物事は相対的ですから、もちろんデメリットも
ツールによってデザインや操作に制限がある
ツールサービスが終了してしまった場合にWebサイトやECサイトなどが使用できなくなってしまうことが考えられます。
ツールや機能に制限がある
コーディングやプログラミングが不要な分、実装したいのもが完璧に表現できるとは限りません。
プラグインなどを使用して実装できる幅を広げることができるツールもありますが、、、
デメリットを考えてしまう人は、プログラミングを学ぶ道も考えてみてくださいね。
メリットもデメリットもありますが、、、
ご存知の方も多い有名なWordPress(以下「WP」と省略)もノーコードツールの一つです。
WPを使ったことがある方はわかるかと思いますが、ページの構築をする際にデザインをテーマで決めますよね?
でも、全て自由に配置したり、テキストの色やフォントを変えたりすることはできなくて、テーマによって制限があります。
もちろん、テーマのみで制作しても素晴らしいページを作ることも可能ですが、HTML/CSSやPHPなどを使ってページの構築ができたりするのも特徴的。
そんなWP意外にも、ノーコードツールはたくさんあるのです!
日本ではまだまだ聞いたことのないものも、海外ではよく使われていたりしますので、グローバルスタンダートともいえるツールを今回はご紹介していきます。
どのツールが何に使用できるのか
3つの観点からご紹介!します
ECサイト制作
世界No1のECサイト構築プラットフォーム「Shopify」
海外で高い人気があるECサイトプラットフォームで、サブスプリクションモデルがベースになっています。ECサイトに求められる幅広い機能を実装することができる拡張性の高さが特徴です。
Shopifyにはテーマと呼ばれるデザインのテンプレートがあり、サイトの構築も簡単。もちろん、HTML/CSSを使ってさらにカスタマイズすることも可能になっています。
SNSの連携にも強く、集客に強い特徴がありますよ。
インスタグラムやツイッター、LINEなどで直接販売することができるため、今の時代にもとてもマッチしていますね。
また、低コストでECサイトの運営を始められます!
実際に制作するにはコースを選択して月額で料金を支払う必要がありますが、ベーシックプランで月額$29です!(小規模な事業や個人のストアであれば十分だと記載がありました)
簡単に構築ができて、低コストで運営もできるのは魅力的だと感じます。
14日間無料でお試しもできるみたいですので、要チェックですね。
Webサイトの構築
高品質なWebサイトを構築できる「Webflow」
CMSに対応したWebサイトを構築できるツールです。
CMSとはContents Management System:コンテンツ・マネジメント・システムのことで、Webサイトの構築(のためのテキスト、画像、デザイン、レイアウトなどの情報を)、保存、更新、管理するシステムのことです。
Webflowはデザイン性の高いWebサイトを簡単に構築でき、Photoshopなどの画像ソフトライクなUIのため直感的に作業が行えるのが特徴となっています。
無料で始められるので、まず触ってみるのもいいかも!
汎用性の高いもの
最も汎用性が強い「Bubble」
Googleで「ノーコード」と検索するとよく出てくるBubbleというツール。
Nocodeに見えないサービスができるといわれているツールなのが特徴です。
幅広い目的のアプリ開発に対応していて、用意されたパーツをドラック&ドロップして視覚的・直感的に開発ができるみたいです!
Scratchなどのビジュアルプログラミング言語経験があれば、違和感なく開発が進むそうですよ!
UIも細かく設定可能で、プラグインで補完できるので有料プラグインで高度な機能の実装も可能です。
やりたいことがほぼイメージ通りにできる自由度の高い開発ツールといえるでしょう。
BubbleはSNSでノーコーダーの方がつぶやいていました内容によると、かなり難しそう、、、私も今後、チャレンジしてみたいと考えています。
その他のツール
初心者におすすめ「Glid」
Googleスプレッドシートから5分で無料でアプリを制作できます。Googleのスプレッドシートをデータベースとして利用し、手軽にモバイルアプリケーションの開発かできるツール。
テンプレートが用意されているので、初心者の方にもおすすめです。
少し触ってみましたが、インスタグラムのようなアプリケーションが簡単に一瞬で作成できました!びっくり。
無料で使用できるので試してみるといいかも!
業務効率化に有効な「Zapier」
2000以上のアプリを統合して自動化したワークフローを生み出せるツール。
Slack(チャンネルベースのメッセージプラットフォーム)、Googleスプレッドシート、Googleドキュメント、Gmail、Twitterなどの幅広いアプリに対応してるのが特徴です。
GmailをトリガーにDropbox(オンラインストレージサービス)にファイルを保存、Slackにメッセージを飛ばすといった一連の動きを自動化するといった業務効率化に役立つノーコードツールとなっています。
最後に
ノーコードツールを利用すれば誰でも簡単にWebサイトやアプリケーションが制作できることを知ってもらえたと思います。
私はまず、手始めにWebサイトの制作をしてみようかと思っていますので、みなさんもぜひ!
コーディングが苦手な方やWebデザイナーの方やデザイナー志望の方、使用することでできることの幅が広がりますので、使ってみてはいかがでしょうか?