公開日2021.08.06
最終更新日2022.10.05
こんにちは、リリーです。
みなさんは、Figma(フィグマ)って聞いたことはありますか。
Googleで「Figma」と検索するとフィギュアサイトが出てきてしまいますが、こちらは違います!
「Figma webデザイン」などで検索すると正しい情報が表示するでしょう。
私も担当営業に聞くまでは、Figmaの存在を知らなかったのですが、
Adobe XDの機能と似たようなUI/UXデザインがFigmaでも可能なのです!
Adobe XDについてはこちらの記事をご覧ください。
web案件のプロジェクトでも、必要スキル・経験に「Sketch」や「Figma」の記載があるのを目にします。
案件詳細をいただく度に、「Sketch」、「Figma」…と書いてあり、
とりあえず、どちらか1つでも使えるようになろうと思い、無料で利用できるFigmaの学習を始めることにしました。
そこで、今回は私がFigmaを学習し学んだことやwebデザインツールの使い方などをFigma特集としてシリーズにしてお届けしたいと思います。
初回は、Figmaとは?どういうものなのか、インストール手順や日本語対応の設定方法をご紹介します。
Figmaとは
Figmaとは、ブラウザ上で簡単にデザインができるUI/UXデザインツールです。
Adobe XDやSketchとは違いフリープランがあり無料で利用できるので、誰にでも手軽に導入しやすいのもポイント。
デザイナーではない人でもちょっとした用途に役立つでしょう。
Figmaでできること
- Webサイトのワイヤーフレーム作成
- プロトタイピングデザインの作成
- 複数人でリアルタイム編集が可能
- コメント機能でチームメンバーやクライアントと情報共有ができる
- ブラウザ上で利用できる
料金プラン
料金プランについても触れておきましょう。
(基本無料ですが、プロジェクト数・使用するメンバー数に応じて有料に)
Figmaは下記の3つのプランがあります。
Figma公式ホームページより料金表を引用
プラン | Starter | Professional | Organization |
料金 | 無料 | 編集者1人あたり月額12$ 毎年請求されるか、月ごとに15$ | 編集者1人あたり月額45$ |
内容 | ・下書きの無制限ファイル ・無制限の視聴者とコメント投稿者 ・3つのチームファイルの無制限のエディター ・1チームプロジェクト ・30日間のバージョン履歴 ・無制限のクラウドストレージ | ・無制限のプロジェクト ・無制限のバージョン履歴 ・カスタムファイル/ユーザー権限 ・招待のみのプライベートプロジェクト ・共有可能なチームライブラリ | ・組織全体の設計システム ・一元化されたチーム ・プライベートプラグイン ・プラグイン管理 ・共有フォント ・SSO +高度なセキュリティ ・デザインシステム分析 |
Figmaを導入 インストール手順
Figmaを利用するには、アカウント登録が必要です。
Figmaインストール手順が下記となります。
- アカウント作成
- デスクトップアプリのダウンロード
- 日本語の有効化
アプリを起動後、新規ファイルを作成してみましょう。
1.アカウント作成
Figmaの公式ページ(https://www.figma.com/)へアクセスし、
「Try Figma for free」をクリックして、アカウント登録をします。
メールアドレス、パスワードを入力し、「Create account」をクリックすると、次にアンケートが表示されるので、名前と役職を回答します。もう一度「Create account」 をクリックします。
登録したメールアドレスにメールが送られてくるので、「verify email」をクリックします。
ブラウザ上にFigmaが開きます。アカウント登録完了です。
2.デスクトップアプリのダウンロード
Figmaはブラウザ上でも作業可能ですが、機能に制限があります。
デスクトップアプリの方が操作もスムーズなので、ダウンロードしましょう。
ダウンロードページ(https://www.figma.com/downloads/)へアクセス。
「Desktop App」から、お使いのOSのアプリケーションを選択してください。
Figma.ZiPをダウンロード完了後、アプリを開くとログイン画面が表示されるので、
「log in with browser」から、先ほど作成したアカウントでログインしてください。
ログインが完了すると、以下のような画面が表示されます。
3.日本語の有効化の設定
Figmaはwebベースのツールなので、そのままローカルのフォントをツール上で使用することができません。
ローカルフォントを使えるように設定していきましょう。
ダウンロードページ(https://www.figma.com/downloads/)へアクセス
「Font installers」からお使いのOSのアプリケーションを選択してください。
Figmainstaller.pkgをダウンロード完了後、パッケージをダブルクリックで開くと、インストーラが起動するので指示にしたがってインストールを完了してください。
これでFigmaでも日本語が利用できるようになりました。
新規ファイルを作成
最後に新規ファイルを作成してみましょう。
New file項目の「Design file」を開きます。
デザインのために必要なフレームは、すでに登録されています。
iPhone X以外に、Androidにも対応、デスクトップPCのフレームも表示できます。
ツールバー左から3番目のフレームアイコンを選択すると「Frame」が出てきますので、「Frame」を選択すると右側にフレームのデバイスが表示されます。
ちなみに、ショートカットキー「F」でもフレームの選択画面一覧を開くことができます。
最後に
お疲れ様でした。
設定は特に難しいところはなかったと思いますが、
Figmaの導入から新規ファイル作成までできましたでしょうか。
これでFigmaを使える準備ができました!!
次回は基本的な操作機能の説明をさせていただきます。