はじめまして。今年の1月からIT業界に入りましたぽけっとです。
前職は金融機関に勤めていましたが、スキルを身につけるために転職いたしました。
そして、3月にITパスポートの資格を取り、今はITILの試験勉強をしています。

皆さんはITILという資格をご存じでしょうか?
私は、この業界に入るまでITILという資格の名前すら聞いたことがありませんでした。
おそらく、IT業界に就職していない方は聞きなじみのない資格だと思います。

ITILというのはITシステムの構築や運用をするのに必要なノウハウをまとめたものです。
現在、エンジニアの職に就いている方はもちろんですが、会社で働いているほとんどの方に役立つ資格です。なぜなら、ITILは営業部、経理部、人事部など、どの会社にもあるオフィス業務の問題解決をスムーズに行う方法を記した説明書だからです。
例えば、お給料日になると自動的に自分の持つ口座にお金が振り込まれる給与振り込みシステム。あのITサービスも決して1種類ではなく様々なコスト、機能の給与振り込みシステムがあります。
どの給与振り込みシステムを使うのが自社にとって有益か、どれを選べばいいのかわかるようになります。
また、現在、エンジニアの方ならお客様がどういったITサービスを欲しているか、どこまでのコストをかけることができるかなど提供する側の方法論も知ることができます。

すごく説明が難しいのですが、要するにもし、あなたの会社が何かの問題につまずいた時、ITILの知識があるかないかでその問題を効率的に解決できるか否かが決まります。

そんなITILを取るために私が行った勉強方法をご紹介しますので参考にしてください。

STEP1・ ITILの入門書を読み進めよう

まず、ITILの大まかな全体像を把握するために「新人ガールITIL使って業務プロセス改善します」(C&R研究所出版)という書籍を読みました。
この本は入社2年目の主人公が、ITILを使って社内の様々な部署の課題解決やプロセス改善をしていく物語です。
小説のようにストーリーが展開されていき、とても読みやすいです。物語に登場する先輩社員がITILに載っているプロセスをひとつひとつ説明してくれます。
読書を普段からあまりしない自分でも1日あれば読み終えてしまいます 。
この入門書でITILの役割や全体像を把握します。

女性のイラストが表紙の参考書の写真
「新人ガールITIL使って業務プロセス改善します!」
沢渡あまね著(C&R研究所出版) 

STEP2・ITILの参考書を読み問題を解こう

次に自分は、入門書よりももっと深く理解するために「ITILファンデーションシラバス2011」という黄色い本を購入し、読み進めました。
ただ、この本は白黒で図解もないため、読んでも全く頭に入ってきません。最初は流し読み程度でいいと思います。自分は白黒だったので何か重要そうな箇所はマーカーで線を引きましたが、それは後述する問題演習のときで構わないと思います。
この黄色本は1周するのにかなり時間がかかりました。途中から流し読みに変えましたが、それでも5日くらいかかりました。
次に問題演習です。黄色本の巻末に練習問題が40問用意されています。最初ははほとんど分からないと思うので参考書を見ながら解いていきました。
この時、問題に出てきたプロセスや機能などは重要でテストにも出てくる頻度は高いと思いますので参考書に線など引いて復習しやすいようにした方がいいと思います。

この巻末問題だけでは問題量が少ないので次はおすすめのITILの問題集サイトを2つご紹介します。

黄色い表紙の参考書の写真
「ITILファンデーション シラバス2011」
株式会社日立ソリューションズ 笹森俊裕、満川一彦著
(株式会社 翔泳社出版)

STEP3・ITIL問題集サイトを活用しよう

Ping-T

1つ目はPing-Tです。300問以上の問題数があり、パソコンはもちろんスマホからでも気軽にできるので移動中などの隙間時間に問題演習することが出来ます。とにかくたくさん問題を解きたい人にオススメです。
また、メダルというものがあり、問題の正答率が上がると銅メダル→銀メダル→金メダルとランクアップしていきますので、ゲーム感覚で楽しめます。
https://ping-t.com/

クラムメディア

2つ目はクラムメディアです。有料になってしまうのですが、実際の問題によく似た問題が出題されるので傾向を知ることができます。ただ、こちらのサイトは的中率こそ高いのですが、解説があまり詳しく書かれていないので自身でなぜその答えになったのかを確認する必要があります。
https://www.crammedia.com/

STEP4・ノートにまとめよう

問題集サイトや参考書の巻末問題、模擬試験を行い、あとはひたすら問題を解いていく作業です。
最初は正答率は伸びないと思いますが、できるだけたくさんの問題に触れましょう。

問題を解くときにおすすめなのが、間違えた単語や分からない単語が出てきたらその都度、参考書を読み返してノートにまとめることです。
ITILでは「サービス・ストラテジ」、「サービス・プロバイダ」、「サービス・マネジメント」など「サービス」という単語が多く出てきて訳が分からなくなります。
知識の整理をするためにもノートにまとめたほうがいいと思います。
参考程度に僕が書いた見にくいノートを載せておきます。

見やすいノートのページを選んだので図など入れてありますが、実際には単語を左に書いて、右にその単語の意味を書く程度でいいと思います。
ノートの隅に参考書のページ数をメモしておくと、あとで復習するときに楽です。

さいごに

勉強を始めて最初のうちは、覚えにくい単語も多く、理解するのに時間がかかると思います。
僕も勉強したての頃はITパスポートよりも難しいというのが第一印象で、問題を解けるようになるか心配でした。
まだ勉強途中ではありますが、上記のように勉強したことによって、何となく全体像がつかめてきた気がします。
この記事がITILを取得しようとしている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
資格取得に向けて一緒に頑張りましょう。

作者情報
IT未経験ですが、インフラエンジニア目指して勉強中。 超がつくほどのインドアで最近はゲームにハマっています。