公開日2019.10.31
最終更新日2022.05.02
はじめましてこんにちは、U1です。
10年以上パソコンに関わってきた経験を生かすにはどんな内容がいいのか…
今回記事を書くにあたり、何を書こうか悩みました。
手探りの状態ですがとりあえず初回ということで、パソコンのパーツ関係を「販売していた側からの視点」で説明してみたいと思います。
最終的には自作パソコンも作れるように…なれるはず。たぶん、きっと。
ところで、みなさんパソコン使ってますか?
報告書や管理、経費精算などの事務処理や、Webデザインやイラスト等様々な用途で使用することができます。
そんなパソコンですが、色々な部品で構成されている精密機械であり、部品単位の性能がパソコンの性能と言えるほど連動しています。
ネットや書籍で調べればすぐ出てくるような内容ですが、省略された記号や専門用語も多発する分野なので、まずは軽くどんなものがどういった役割をしているのかを紹介します。
ネットワーク構築やHP作成などをメインにしていても、IT業界に携わるのであれば、知っていて損はないと思います!
パソコンの構成
パソコンを構成する部品としては主に、
- CPU
- マザーボード
- メモリ
- ストレージ
- 光学ドライブ
- 電源
- 各性能特化パーツ
- (番外:ディスプレイ)
このようなものがあります。
もっと細かい様々な部品がありますが、まずはこれだけ抑えればパーツを組み合わせてパソコンを自作することもできますし、場合によっては簡単な修理も可能です。
部品ごとの説明をすると長くなりますので分割してお届けします。
CPUとは
そのままシーピーユーと言われていて、パソコンの頭脳ともいえる超重要な部品です。
CentralProcessorUnitの略で、日本語だと中央演算処理装置です。
なんのこっちゃ、ですね。
パソコンの処理(動作)速度に関わる部品で、この性能がいいほどストレスなく操作ができると思っていただければ、大体問題ありません。
性能を表す単位はHz(ヘルツ)です。
メーカー製パソコンの場合、基本後から交換したりすることはできません。
(自作の場合でもソケットという規格が合わずに交換不可ということも。)
購入の際は必ず最初に確認しないと後悔することになります。
パソコンがプチフリーズしたり、砂時計やカーソルに〇がついてクルクルしたりしている(「Excelの空白セルに数字を入力したら、別の場所に複数反映される」というような関数を使用した場合等の)時の反映速度などに影響します。
CoreI7 3GHz、CoreI3 3GHz、Celeron 3GHzのように表示されますが、同じ数字でも性能がかなり変わります。
生産しているメーカーは主にIntel、AMDといった海外企業です。
CoreI7はIntelが販売しているCPUで高性能な部類になります。高いです。
CeleronもIntelが販売していますが、CoreI7搭載パソコンの処理速度と比べるとあきらかに違うのがわかります。
(ガンダムとザク、レクサスと軽トラ、Hermèsとユニクロくらい違う)
高性能なCPUは、一つの部品の中に複数のコア(分身のようなもの)があり、それぞれが命令を処理することで速度を向上しています。
CoreI7は8コア、CoreI3は4コア、Celeronは2コアというように、同じ3GHlzでもコア数が「n倍」(正確な倍数ではないけど)という扱いになるため、同じ操作でも速度が変わってくることになります。
3万円台のノートパソコンなどは大抵この部品が貧弱で、何かするたびにいちいち読み込みが発生したりするため、あまりお勧めできません。
CPUの取り扱いには気をつけよう!
熱に弱い部品ですが、動作中は発熱し続ける(最大90度近くまでいくことも)というジレンマがあるため、パソコンの排熱は軽視されがちですがかなり重要となります。
夏場は特に気を付けましょう。
冬でも外気との温度差で結露=浸水で壊れるといった事例もあります。
壊れた時は…
- パソコン自体が起動しなくなる
- あきらかに動作がおかしい
といった症状が出ますが、普通に使っていたら壊れにくい部品です。
端折っている部分も多いですが、知っていた方がいいところは書けたかな?
超精密部品で高額のため、面白半分で交換などは絶対にしないでください。
やるなら自己責任で!