公開日2019.06.17
最終更新日2022.09.26
Photoshopと共に歩んできた黒い巨匠です。
雨が過ぎたら夏~
苦手なんですよね…外歩きたくなすび。ひきこもりが最も加速する季節です。
そんなこんなでAdobe社のアプリ、IllustratorとPhotoshopの違いをわかっていない方に、きちんとご説明致します。
どちらをメインに学習するかの参考にもなると思います。
Illustratorの得意なこと
得意なことはイラスト・DTP(印刷物)・レイアウト。
ベクター形式を扱うのが得意。
積み木や福笑いの感覚に近い(と私は思っている)
ベクター形式とは
数値(座標)で保存されているので解像度を気にする必要がなく、大きく引き伸ばしてもイラストがぼやけたりにじんだりしません。
ベクター形式は図形やイラストを描画するのに向いており、カメラで撮影した写真のような繊細な描写を要するイラストを作成することは困難です。
Photoshopの得意なこと
得意なことは写真加工、グラフィック。
ビットマップ形式を扱うのが得意。
絵の具で描くのに近い(と私は思っている)
ビットマップ形式とは
pixcel(画素)で保存されています、画像解像度(dpi)とかよく出てくるやつですね。
大きく引き伸ばすとpixcelの大きさも引き伸ばされて画像が滲んだりぼやけたります。
ビットマップはpixcelで描いている為データが重くなりづらく、繊細な描画をすることができます。
web用の画像を描画する分には軽いですが、ポスター等大きな印刷物の描画をすると重くなります。
拡大縮小で画像が劣化する為、キ◯ィちゃんのような曲線が美しいシンプルなキャラクターイラストの作成には向いていません。
アニメ・ゲームのキャラクターのような表現にグラデーション・色を多様する繊細なイラストの作成に向いています。
画像解像度(dpi)については過去記事があるのでぜひご覧ください!
用途によって使い分けよう
Adobeのサイトにも書かれている通り
鮮やかな画像調整はPhotoshopで、それを使ったレイアウトや鮮明なイラストはIllustratorで行いましょう。
デザイナーは両方使える人が多く、使えると捗ります。
…実は、私がIllustratorとちゃんと向き合ったのはBREEZEに入社してからだったりします。
最近仲良くなってきましたが正直今だに苦手意識が…和解の為にも少しづつまとめていきたいですね。笑