公開日2023.11.14
最終更新日2023.10.30
はじめに
資格取得のきっかけは、WEB系の現場に参画するのが希望であるためです。担当営業や社内講師に相談し、資格を取ろうと思いました。
この記事は、資格取得に向けての勉強方法や難しいところをまとめた受験体験記です。
HTML5プロフェッショナル認定資格とは
HTML5プロフェッショナル認定は、HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を中立的な立場で認定する試験です。
Level1とLevel2の二つのレベルがあり、私はLevel1を受験しました。
詳しくは公式ページをご確認ください。
合格までの学習時間
現場の業務に集中してたため、勉強をできなかった時期もありますが、期間は1年間くらい学習を続けていたと思います。
公式で目安とされている学習期間の目安は、3か月~半年程度とされています。
社会人の方で業務の合間に資格取得を目指す方は、目安よりも学習期間が長くなる可能性もあります。無理のない範囲で途中であきらめず続けることが大切ですね。
おすすめの勉強法や参考書
一番参考になったのは「ping-tのeラーニング」です。試験には似ている問題が結構出題されました。eラーニングで問題を反復練習するのが効果的です。
参考書などはping-tでわからなかった箇所を調べたりするような、辞書的な感じで使用しました。
ping-tの「HTML5プロフェッショナル認定試験」の最強WEB問題集は公式認定教材で有料となっています。
テキストは公式教科書が販売されています。
ここが難しい!覚えておいた方がよいポイントは?
ここが難しい!
セクションと見出しの関係で、アウトラインがどのように生成されるのかを理解する。親要素のコンテンツモデルがそのまま自分のコンテンツモデルになる、トランスペアレントの仕組み。この2点を覚えるのが難しいところでした。
覚えておいた方がよいポイント
- HTTPステータスコード(4xxがクライアントエラー だけでなく、400→不正なリクエスト、403→アクセスが禁止されているなど)
- ベンダープレフィックス
- 結合子、属性セレクタ、擬似クラス(左記を使用した場合、どの部分に効果が適用されるか)
- HTTPリクエスト
- WEBサイトへの攻撃手法と対策方法
- カラーコード(頻出のコードは暗記しておいた方がよい)
- tranrformプロパティについて
- 画像ファイルフォーマットの種類と特徴
- form要素のtype属性に指定できるキーワード
- table要素のcaption要素やdetails要素のsummary要素など、キャプションをつける要素が何種類かあるので暗記しておいた方がよい。
- HTTPリクエストのヘッダフィールド
- 文字エンコーディングの種類(UTF-8など)
- b要素、i要素、s要素、u要素、の特徴
- セクショニングルートの要素
- セクショニングコンテンツの要素
- セレクタ詳細度(3桁目→idセレクタなど)
- 主要なオーディオコーデック、ビデオコーデック、コンテナの種類
- アプリケーションキャッシュのマニフェストファイルに記述するセクション
これから受験する方へのアドバイス
個人的には、料金がかかりますが、ping-tを契約することをおすすめします。
最初はただ闇雲に問題を解いていたのですが、「要素」「css3」「レスポンシブWEBデザイン」「APIの基礎知識」「WEBの基礎知識」の項目に分かれているので、一つの項目に集中して覚えていくのが効率がよいと思います。
私は以下のように学習を進めました。
学習の進め方
- 繰り返し問題を解き、分からない問題があったらテキストやネットで調べる、解答の選択肢の中に分からない単語があったら調べる
- よく間違える問題を重点的にやって暗記する
- 大分暗記できたかな〜と思ったらひたすら模擬試験
- 90点以上キープできるようになってから試験
最後に
出題された問題のレベルとしては、ping-tより少し難しい感じ、公式サイトの問題よりはかなりやさしいと思います。
ほとんどは選択問題ですが、選択肢の中から決められた数だけ選ぶ問題だけでなく、当てはまる選択肢を全て選ぶ問題も出ます。記入問題も2問程度出題されます。
私は合格するまで時間がかかりましたが、上記の流れで集中してやれば数ヶ月で合格出来る方もいらっしゃると思います。
、、、が、試験の金額が高めなので、焦らず、しっかり学習してから挑むことをおすすめします。