デザインのコワザ5選

デザイン初心者がちょっとしたコツで変わる!デザインの小技5選 文字の大きさ・色・影

はじめまして、さきと申します。

皆さんは「デザイン」することは得意でしょうか?
私は、高校・大学でデザイン・美術・イラストレーションなどを学んできましたが、今でも勉強、勉強の日々を過ごしています。

そんな中で私が学んだ、簡単にできる「デザインの小技」をご紹介したいと思います。このコワザを使うことで、大事な部分が伝わりやすくなり、クオリティもアップすること間違いなしです!
デザインなんてしたことがない!という方でも今日からできる簡単なものばかりですので、 ぜひ実践してみてください!

まずは、こちらをご覧ください。社内で懇親会を行うため、チラシを作成したようです。今はなかなか実施できない立食パーティーの内容ですが、また開催したいですね…。

懇親会チラシの例

直しどころ満載かと思いますが、今回ご紹介する5つのコワザでより見やすくわかりやすいチラシへ変えていきたいと思います!

その1 文字の大きさを変える

文字の大きさを変えることは、注目してほしいところを作れる効果があります。
今回のチラシで注目してほしいのは、開催のお知らせのタイトル、日にち、時間などの詳細でしょうか。
こちらの文字を全体の中で大きめに、ほかの文字を小さめ変えるだけで注目してほしい箇所や見逃してほしくない箇所がわかりやすくなります。

懇親会チラシ例 文字の大きさを変える

その2 影をつける

次に、装飾です。影をつけることは、奥行きを出す効果があります。
印刷してしまえばペラペラの紙ですが、奥行きを出すことでほかの文字やイラストと差をつけることができます。
この、影をつけることには、2つ注意点があります。

1つ目が、濃く入れすぎないこと、2つ目が多く使用しないことです。

1つ目に関しては、例外もありますがあまり濃く入れすぎると影というよりフチを濃くしたように見えます。また、多く使用しすぎると影ばかりが目立ってしまうので、ここぞ!という箇所で使用してみてください。

懇親会チラシ例 影をつける

その3 色を統一させる

少し難しいかもしれませんがコツをつかめば簡単に統一させることができます!
ポイントとしては、

①色の数は多くても白(紙の色)+黒(文字の色)+2色の合計4色にすること
②白と黒の割合を多くすることです。


より簡単に色を取り入れる方法として、使用したイラストで使われている色を取り入れると、統一感が出ますので試してみてください!
もし、色の数をもっと多く入れたい!という方は色の明度と彩度が似ている色を組み合わせると統一感を出すことが可能です。
また、配色サイトなどで組み合わせを確認するのも良いかと思います。
今回は、白+黒+イラストに使用されていた青とオレンジで作成してみました。

懇親会チラシ例 色を統一させる

その4 整列させる

とても細かいと感じるかもしれませんが、揃えるだけで見栄えはぐんと変わっていきます!
今回は、時間などの詳細部分が少しずつずれて配置されていました。こちらの位置を合わせるだけで見たときの違和感がなくなります。また、時間、場所、参加費の幅を合わせることでより見やすさがアップします。

懇親会チラシ例 整列させる

その5 空白を作る

チラシを作成していると、この情報も入れたい、あの情報もあった方がいいかもと記載内容が増えていき、結果情報量が多くなってしまったことがあるかと思います。
そんな時は、情報を減らす、もしくは文字の大きさを小さくしてチラシの中の空白を増やしてあげると、見やすくなります。
イラストを多く使用している場合も同じように数を減らしたり大きさを変えて余白を作ってあげることで見やすくなります。
また、イラストや文字の配置箇所を端にしすぎると、印刷の際に一部見切れてしまう可能性があるので、紙の端に配置する際は印刷の時のことも考えましょう。

懇親会チラシ例 空白を作る

まとめ

いかがでしたでしょうか?最後に一番最初に掲載したチラシとコワザを使用したチラシを並べてみました。
どれも小さく細かいことですが、積み重ねてみると見やすさが変わってきますし、クオリティも上がっていきます!細かいところにも気を配って素敵なデザインをしていきましょう!

懇親会チラシ例 ビフォーアフター

作者情報

アイドル、ライブ、音楽が好きなエンジニア見習い。最近、猫を飼い始めました。