公開日2019.06.28
最終更新日2022.09.26
こんにちは、さるぼぼです。
最近体重を量ったら自分史上最高体重を記録していたので、ランニングを1年ぶりに開始しました。
僕は自慢ではないですが、中学生まで選手リレーにほぼ毎年選ばれていましたし、部活も陸上部だったので走ることにはそれなりに自信があります。
久々にランニングシューズとショートスパッツを履いて颯爽と走ったら、今まで経験したことのない脂肪の揺れを感じました。
「タッタッタッ」ではなく「ドスドスドス」という感じ。
2.5キロ走るのに20分かかりました。
これが肥えるということなんだ…まじで痩せよう
この記事は↓の続きです。
◆CCNP SWITCHの前準備
基本はROUTEと同じく
- ping-t
- 黒本
- CCNPイージス
- Ciscoの公式ドキュメント
以上を使用して勉強していく形になります
CCNP SWITCHはcatalystシリーズと呼ばれるCisco製のスイッチでの動作が問われます。そして残念ながらこれまで愛用していたGNS3ではcatalystの動作を表現することができないのです。
その理由ですが、そもそもGNS3の動作はIOSをGNS3に読み込ませて、ソフトウェア上で動作させています。
ルーターであれば主にソフトウェアで動作しているので、GNS3というソフト上でも動作するのですが、スイッチはハードウェア上で動作している部分が大きく、スイッチのIOSを読み込ませてもソフトウェアで処理しているGNS3では再現しきれないのです。
一応基本的な動作を行うスイッチであればGNS3内にIOSが無くても使用できるものが用意されてますが、catalystの行うプロトコルなどは全く使用できないので、CCNPの勉強としては使用できないです。
実機ないままに受験をするのはお勧めできないのでcatalyst2960-s辺りのスイッチを購入するのがいいと思います。
中古であれば3000円台で購入できると思うので、場所が許すのであれば買っておきましょう。
◆CCNP SWITCH受験まで
当時プロジェクトを移動する話が出ており、移る前に取得したいということもあり約1か月半で受験まで持っていきました。
ROUTEをクリアした後なら、SWITCHの範囲はかなり狭く感じましたし、CCNAの時の知識を深堀していくだけだったのでこれまでの教科で一番サクサク進めることができました。
と言ってもROUTEと同じくping-tや黒本の問題をこなすだけでは解けない選択問題も多く出題されるのでping-tの合格体験記などから重要な個所を確認し、Ciscoのドキュメントを読んでおきましょう。
実際の試験ではROUTEと同様に選択問題がやたら難しく、問題の意味すら分からないようなものもいくつか出題されました。
個人的には余程実務経験を積んでいる方ならともかく、僕のような実務経験皆無で受験する方はある程度分からない問題が出題されるのは仕方のないことかと思います。
なので重要なのは触れたことのある部分では確実に得点していくことになります。
得点は確か860点ほどでの合格だったと思います。
合格ラインは820点だったのでギリギリっちゃギリギリでの合格でした。
◆CCNP THSOOTの受験
次はTHSOOT編に入ります。
この試験に関してはSWITCHとROUTEとは少し趣が違います。
問題数は全体で20問程度で半分以上はシミュレーション問題が出題されます。
形式としてはSW4台 RT5台程度で構成されたネットワークで通信障害が発生しているのでどの機器に設定ミスがあるのかを選択する問題になります。
選択と言っても4択問題ではなく
【どの機器か】×【どの技術か】か【どう間違っているか】をプルダウンから選択する仕組みになっています。
一か八かではまず正解できないので、このシミュレーション問題をほぼ完璧に解けるほどの理解度が必要になります。
そしてこの問題に関してはping-tの問題でほとんどカバー出来る印象ですしipv4,ipv6でそれぞれの構成図がありますがパターンはそれぞれ1つしか用意されていないので構成に関して悩むこともありません。
これまでの技術を問題集でおさらいして、情報収集を行っていれば新技術も出てこないですし、CCNPの中では最も合格しやすい科目なのかなと思います。
(勿論CCNPの中ではというところですが)
プロジェクト移動するまでに取得しておきたかったので急いだということもありましたがなんとか1か月ほどで取得まで持っていくことが出来ました。
◆CCNPを取得して
上記のような感じで何とかCCNPまで取得し、試験勉強を通して多くのNWの知識を得ることが出来ました。
しかし、この資格を取得したからと言って資格を持っていない業務経験者に勝ることはまずありません。
では何故取得するかと言えば業務経験がない場合に自分を少しでもよく見せるためです。(※あくまで僕の個人的意見ですが)
僕のように業務経験なしで途中からIT業界に入った人間にはこのような目に見える武器を入手して少しでも自分の価値を高めないとあっという間にやりたいことも出来ずに時間だけが過ぎていきます。
現代はITエンジニアが不足していると言われています。入り口だけなら未経験者にも広く開いています。
しかしそこに甘んじて、勉強するのが辛いという理由で勉強の必要がないような仕事を長く続けていても技術力のあるエンジニアにはなれないですよね。
大変なのはよく分かります、ですが勉強はエンジニアには避けては通れない道です。
今そこから目を背けたら、1日ごとにどんどん状況が悪くなってます。
自分の人生を助けてくれるのは基本的にはこれまでの自分自身ですし、正直CCNPだけでは到底知識も足りません。
この先エンジニアとしてやっていくために勉強を続けようと改めて感じました。
◆勉強を継続するために
僕も毎日欠かさず勉強できるかと言えば全くそうではないし、寧ろ足りないくらいなのですが勉強を継続するために行っていることを紹介します。
松岡〇造の動画を見る
若干ネタ化されている方ですが僕は「最近やる気が出ない、、やる気を永遠に失った、、」 というテンションになった時にこの人の動画を見ています。
好みが分かれそうな人ではありますが、僕は鼓舞されてしまいますね。
お米食べろ!!!!!!!!
やる気がでるセリフが出てくる映画を見る
『いつか夢がかなう』と?
ヴィンセント( トム・クルーズ) | コラテラル
ある夜、お前は目を覚まして気づく。
夢はかなうことなく自分が老いたことを。
夢がかなわないのはお前が何もしてないからだ。
記憶のかなたに夢を押しやり昼間から
ボーッとテレビを見続ける。
僕は映画が好きで、「映画 セリフ」で検索し好きなセリフから映画を見るのですが、その中でも上記のセリフは「確かに!!!!頑張る!!!!!」と感じ、やる気が出なくて辛いときはこのシーンを思い出します。
それぞれ、なにか好きな作品の好きなセリフでやる気が多少出せたりするといいと思います。
図書館に行く
僕は自分の部屋で勉強があまり出来ないタイプです、勉強している机の下部にはPS4もあるし、テレビも目の前。
そもそもPCで勉強しているから疲れた瞬間に別タブで「オーバーウォッチ ソンブラ カッコイイ」と検索出来てしまいます。
その対策のためにはもう部屋にいたらダメです。
なので図書館で勉強することにしました。
図書館によってPCの持ち込みが許されるのか、wifiはあるのかなど条件はありますが僕はPC使用席のある図書館でポケットWi-Fiを持ち込んで勉強しています。
カフェなどでもいいのですが、カフェは周りもガヤガヤしてますしお金も必ずかかります。
勿論カフェもいいかと思いますが、僕は定期的に通うなら図書館最強だなと思います。(残念ながら最新のIT系の本が置いてある図書館はあまり見かけませんが…)
ちなみに今まで行った図書館で最高の環境が整っていたのは「横浜中央図書館」です。
個室席が大量にあり、電源付きの机、フリーWi-Fi、当然PC使用可能、という最高環境が整備されています。
とりあえずやる
正直勉強を習慣化する上で大きなモチベーションを毎日保ち続けるのはもう不可能です。
なので、やる気でなくてもとりあえず問題集見て一問だけやったり、教科書を1行だけ読むだけ。それだけでその日の勉強が終わっても最悪いいと思います。
とにかく勉強へのハードルを下げることが継続的な勉強を続けるコツかと思います。
◆まとめ
CCNP取得まで公私共に色々とありましたが、これからもインフラエンジニアとしてやっていけるように勉強していこうと思います。
稚拙な文章でしたが、ここまで長々と読んでいただき本当にありがとうございました。
これからの人生も程々に頑張りましょう。