データベースを学ぼう!そもそもデータベースとは?

この記事で知ることが出来ること

前回、「SQLiteの基本操作」の記事がありましたが、データベースを操作できる環境が整ったところで…。

今回は、

  1. 1. データベースってどんなもの?
  2. 2. どんな風に活用されているの?
  3. 3. データベースとExcelの違いって?

などがわかる記事となっています!

1.データベースって?

  • ・コンピュータによって実現されたもの
  • ・紙の住所録

「データ」は、様々なところで聞きますが、「データベース」ってどんなことを
指しているのか知っていますか?

データベースとは、「検索や蓄積が容易にできるよう整理された情報の集まり

など

コンピュータを使用したデータベース・システムでは、データベース管理用のソフトウェアの、
データベース管理システム(DBMS)を使用する場合も多い

(詳しくは文末の参考サイトをご覧ください)

データベースの関係図

2.データベースってどのくらい活用されている?

世の中のシステム・アプリの大多数はデータベースを使用しています。
例として、このようなものがあります。

例1 企業のホームページ

  • ・設定情報
  • ・記事投稿
  • ・カテゴリータグなどの関連情報
  • ・ユーザー情報

例2 通販サイト

  • ・会員情報
  • ・注文情報
  • ・在庫情報
  • ・レビュー
  • ・配送情報

このように、システム開発をするなら、データベースはどの立ち位置の方でも関わるため、
多少でも知っておく必要があります。

普段利用するホームページなどにもデータベースが関わってきます。
ゆっくり知っていきましょう!

3.Excelとデータベースって何が違うの?

違いは4つあります。
用途、共同利用、速度、大量データの一貫性を、表で説明するとこのようになります。

違いの種類データベースExcel
用途データ管理表計算
共同利用共同利用に特化した機能が充実基本的には個人利用想定
速度速い
(10万件/1秒以内)
遅い
(10万件/1~数分)
大量データの一貫性RDB(※)で一貫性を保ちやすい大量になるとデータに矛盾が発生しやすい
データベースとExcelの違い

このように、似ているようで似ていない部分がありますね。
データベース、Excelそれぞれに得意分野、不得意分野があるようです。

※RDBとは…リレーショナルデータベースの略。関係データベースとも呼ばれます。

次の項目でも、わかりやすく説明していきますね!

4.ちょっとひとやすみ 押さえておきたい用語

データベースとExcelで、覚えておきたい用語を解説します。

データベースとExcelで行、列の言い方の違い

データベースとExcelで、表全体、行、列の呼び方が変わります。
データベースでは、表全体をテーブル、行はレコード、列はフィールド・属性と言われます。
また、Excelでは、表全体をワークシート、行はロウ(Row)、列はカラム(Column)と言われます。

行と列がどっちだったかな、何て言うんだったっけと迷う時があります。
その場合は、この分野を復習して学び続けたいと思います。

5.データベース周りの業務詳細

ソフトウェアラウフサイクルに関する流れ図

ソフトウェアライフサイクル(ソフトウェアの始まりから終わりまで)の中で、
データベースがどのように業務に使用されているのか、役割や業務内容などを
表にしてみました。

プロジェクト工程はITパスポートなどの資格勉強中によく出題されているような…過去問題を解きながら、覚えていきました。

要件定義…何かプロジェクトを始めようとしたときに、
どんな機能や条件がいるのかを考える工程です。

外部設計、内部設計、プログラミング…「こういうのが必要だ!」と分かった後に、
システムや、データなどを作っていきます。

テスト…作ってみたものが実際に動作するか、テストします。

移行…新しいシステムが出たら、移行して使い続けられるようにしていきます。

運用、保守…ずっと使い続けられるように運用していきます。
何かトラブルが起きたときは、解決しながらシステムが使い続けられるように見守っていきます。

最終的に、システムの終了までが、ソフトウェアライフサイクルとなります。

6.データベースを仕事に活用することの魅力

  • ・業務を効率化するためのデータ設計、実装ができる
  • ・データをいかに整理して管理することが単純に面白いと感じるかも…!

→データベースの知識は、多くのITエンジニアが持つべきものだと思います。

ホームページや、インターネットサイトなどでは、データベースが必要不可欠になっています。
膨大な量のデータを管理できることや、わかりやすい、見やすいデータを作ることで、
誰が見てもわかるようになっていくと思います。

職種として、「Webエンジニア」または、「インフラエンジニア」が
データベース設計・構築を担うようになります。

さいごに

次回はデータベースの種類、特徴について学んでいきましょう!
次回の記事もお楽しみに!

勉強していても、難しい点がとても多い分野でした。筆者も勉強頑張ります!

参考にしたサイトはこちらです。
ITトレンド|データベースとは?基礎知識を初心者にわかりやすく解説!

作者情報

お酒が好きです。
休日は、某村・無人島づくりゲームと推し活に励んでいます。