【OSとは?】最新Windows11の種類・機能・グレードについて簡単解説!HomeとProの違いは?

PCやスマホを利用する際にWindows、MacOS、iOS、Androidなどを聞いたことありますか?
これらは全てOSと呼ばれるものです。知っている方も多いのではないでしょうか。
では、購入の際にWindows10Home、Windows11Proなどで悩んだ方はいますか?
「聞いたことはあっても、違いまでは知らない」と言う方が多いと思います。
この記事では、OSとはそもそも何か、グレードの違い、あなたに最適なWindowsグレードをご紹介します。

そもそもOSとは?

カラフルなAPPと人の画像

OSとはアプリを使用するための土台

OSとはオペレーティングシステムの略で、「基本ソフトウェア」とも呼ばれています。
PCやスマホ、タブレットでアプリを使用するための土台みたいなものです。
機能や役割は異なりますが、OSはゲーム機や冷蔵庫、ルンバなどの家電にも搭載されています。
普段それらの機器に電源を入れたら画面が映り、文字を入力したり、検索したりと、これらは全てOSがあってできることです。逆にOSがないとPCやスマホなどの端末はただの箱に過ぎません。
要するに、OSは端末全体を管理・制御し、人が使いやすいようにしているのです。

参考:digitalhollywood|OSとは?初心者向けにスマホやPCのOS種類や役割について解説!

OSの種類

PCのOSではMicrosoft社のWindows、Apple社のMacOSが代表的です。
この2つのOSは日本国内でも世界でも市場シェアのほとんどを占めています。
また、企業のサーバーとして使用されることが多いUnixやLinuxもOSの一種です。
最近では、Google社のChromeOSも注目を集めています。
スマホのOSには、Apple社のiOSやGoogle社のAndroidがあります。

OSにはどんな役割があるの?

端末を使用するためのOSは主に5つの機能を備えています。

機能役割
タスク管理 マルチタスクを管理する
メモリ管理各プロセスで使用するメモリ領域を管理する
ファイル管理文書、画像、音声などのファイルを階層構造に整理し管理する
周辺機器の管理マウス、キーボード、スピーカーなどと接続できるよう管理する
APIの提供APIとはアプリケーションプログラミングインターフェースの略
アプリやソフトウェア同士を繋ぐ入口のような役割を担っている
参考:パソコンのOSって何?役割やパソコンに利用される3つのOSについて紹介

Windows11 グレードとは

Windowsの中で、さらにグレードと呼ばれる種類が存在します。
グレードが違うと使える機能に違いがあります。
ここでは最新のWindows11について見ていきます。

  • Home (個人向け)
  • Pro(個人、企業向け)
  • Enterprise(大企業向け)
  • Education(教育機関向け)

大きく分けて4つのグレードがあり、それぞれに特徴があります。
次項では個人向けであるHomeとProについて詳しく見ていきましょう。

Windows11 グレードの違い

Home

  • 個人向け
  • 価格 ¥16,000〜¥20,000
  • 基本機能
    • Microsoft Edge 
    • スナップレイアウト
    • デスクトップ 
    • タッチ、ペン、ボイスエクスペリエンスなど様々な操作方法
  • 基本セキュリティ
    • デバイスの暗号化
    • デバイスの追跡
    • ファイアウォールとネットワーク保護
    • 保護者による制限と保護

Pro

  • 個人、企業向け
  • 価格 ¥21,000〜¥30,000
  • 基本機能、基本セキュリティ(Homeと同様)
  • Pro特有のビジネス機能
    • 社内ネットワークを利用することを大前提としている
    • リモートデスクトップ(PCの遠隔操作)
    • Bit Locker(ドライブごとにセキュリティロックをかける)
    • Hyper-V(1台のPCに複数の仮想PCを稼働させ独立してOSを使える)
    • 企業で使うアプリの一括管理が可能
    • 高スペックハードへの対応
  • Pro特有のセキュリティ
    • Bit Locker
    • Windows情報保護

その他のグレード

  • Enterprise 
    • 大企業向け
    • Proの機能にダイレクトアクセス、Branch Cache、スタート画面コントロールなどを追加したもの
  • Education/SE 
    • 教育機関向け
    • スペックを抑え低価格 
    • Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトをオフラインで使用できる
    • アプリを自由にインストールできない

ここで紹介したOSは企業や教育機関が選択するものなので、個人でも購入することはほぼありません。

あなたが購入するべきグレードは?

HomePro
ユーザー個人個人、企業
価格¥16,000〜¥20,000¥21,000〜¥30,000
基本機能
ビジネス機能
セキュリティ基本セキュリティ基本セキュリティ
Bit Locker
Windows情報保護
最大CPUコア数64128
最大メモリ容量128GB2TB

Homeは個人で利用する人、会社から指定がない人、会社自体がPro対応していない場合におすすめします。日常や通常業務レベルではHome容量を超えることはほとんどないため、問題なく使用できます。
一方、Proはセキュリティが強くリモートアクセスが可能であることが特徴です。また、システム開発系の方はHyper-Vを用いてのテストが可能です。
Proは社内利用やシステム開発系での利用が想定される人、個人PCを職場で使用する際に会社からの指定がある人におすすめします。

まとめ

ノートパソコンとコーヒーカップの写真

この記事では主にWindows11のHomeとProを見てきました。もちろん他にもたくさんのOSやグレードがあります。
自分に必要な機能や性能を知り、自分にあったグレードを購入することでより快適にPCを使える様になります。
今後PCやOSを選ぶ際の参考にしてみてください!

作者情報

ファッションとG野球が大好き、朝に弱い系IT業界初心者。休日はショッピングか野球観戦に行ってます。
アウトドア派、イヌ派、コーヒー派、たけのこ派。
よろしくお願いします。