typing

目指すはe-typing300点越え!~タイピング上達への道~

こんにちは、ぱぴこです。

最近かなり暑くなってきて、もうすっかり夏ですね。毎日アイスを食べてしまっている気がします。

さて今回は、タイピングの上達法についてご紹介いたします。

e-typingというタイピング練習サイトで、入社時180~215点を行ったりきたりしていた私が、約1ヶ月ちょっとで300点を超えられた理由とは…!?

今回はタイピング練習をしていく中で、これを意識したら良かった、あれを直したらスピードが上がった、ということや、タイピングの練習サイクル、おすすめのタイピングゲームなどを中心にお話したいと思います。

タイピング上達のメリットは?

みなさま、タイピングとは何かご存知でしょうか 。

タイピング(英:Typing)は、タイプライター、ワープロ、コンピュータなどでキーボードを用いてテキストを入力することである。

Wikipedia より引用

そうですね、キーボードを使って文字を入力することです。
現代ではスマホなどの普及によりパソコンを使う機会が減り、タイピングを苦手とする人も多いようです。

とはいえ正直なところ、普段生活している分には、タイピングできなくても困りませんよね。 スマホさえあれば、何でも調べられる時代ですから。

ですが…大学生、もしくは社会人になられた皆様はお気付きでしょう…。

年齢を重ねるにつれ、パソコンを使用する頻度が高くなるということに…!

大学ではレポートや論文など、社会人ではメールや報告書作成など、文字を入力する機会が多くあるかと思います。あなたの周りに、課題や文書仕事を早々終わらせている方はいませんか?

彼らはなぜ課題や報告書作成を早く終わらせられるのでしょうか。

仕事を終え帰宅しようとするビジネスマンの影絵

時間に余裕を持ってコツコツ進めている?寝る間を惜しんで早めに仕上げている?それもあるかもしれません。
けれど、仕事が早い方の多くは、タイピングが早いのではないかと思います。なぜなら、課題でも報告書作成でも文字入力を早く行うには、タイピング技術が大きく関わってくるからです。

タイピングが早くなると、単純に文字入力にかける時間が減ります。

例えば、1字入力するのに1秒かかる人と、1字入力するのに0.5秒かかる人がいて、400字原稿用紙3枚の文字入力を行うとしましょう。例ですので、誤字脱字や原稿をめくる時間は考慮せずに考えます。

1字入力に1秒

400字×3枚×1秒=1200秒
1200秒÷60秒=約20分

1字入力に0.5秒

400字×3枚×0.5秒=600秒
600秒÷60秒=約10分

原稿用紙3枚だけの入力でも、仕事量に倍の差が出ることがわかりますね。

文字入力にかけていた時間を減らせると、課題や報告書の内容を考える時間を増やすことができます。また、他の課題や業務をこなす時間を増やすこともできるでしょう。

私はタイピング練習をして入社当初よりタイピング速度が上がったのですが、早く打てると報告書などの文字入力にかける時間が減るなと実感しております。
今回のような記事の文章も、早く打てることで作業効率が上がりましたし、プライベートのメールも早く打てるようになって良かったなと。あと、単純に気持ちがいいです。すたたたたーん!とキーを打てると、自分がかっこよくなれた気がします。

もう少しタイピング技術を上げられたら、議事録や音声書き起こしなど、タイピング技術を必要とするお仕事に活かせるのではないかと期待しつつ、日々練習を続けております。

パソコンを早く打つ女性の影絵

タイピング速度を上げるために行ったこと

ひたすら練習

まずは単純に、ひたすら練習しました。1日1.5時間以上、夢中になると2~3時間くらいは練習していましたね。暇さえあれば土日などにもパソコンに触れ、空白期間を作らないようにしました。

練習を毎日行うことでキーボード入力に慣れ、打ちたい文字を早く打てるようになりました。

入力文字方法(自分の癖)のチェック

例えば、「し」という文字。「si」ではなく、「shi」と打っている方はいませんか?また、「じ」を「ji」ではなく「zi」、「ちゃ」を「tya」ではなく「cya」、「じゃ」を「ja」ではなく「jya」もしくは「zya」と打ってしまっていませんか?

実は私は、上記のように多く文字を入力したり、遠くのキーを組み合わせて入力したりしていました。この癖を直せるよう意識して練習をしたところ、直った頃にタイピングスピードが上がりました。特に「じゃ」シリーズの矯正効果はとても大きかったです。

その日に出た最高スコアを記録する

弊社ではお昼休み明けに30分タイピングを練習し、e-typingというサイトのスコアを報告する仕組みがあるのですが、その報告とは別にその日の最高スコアを記録していました。

私は手帳に記録していましたが、カレンダーやExcelなど、情報を一度に目に入れられる方法で記録するといいと思います。記録情報をグラフ化してみるのも良いですね。

スコアを可視化することで伸び具合がはっきりとわかり、モチベーションアップにつながりました。

記録が伸びている折れ線グラフ

指の体操を行う、指を冷やさない

親指から小指を手のひらに向かって順番に折り込んでいったり、今度は小指から親指にかけて手のひらに向かって折り込んでいったり、ぐーぱーを繰り返したり、指が固くなってきたなと感じたら、指の体操をして血行を良くしていました。

また、指先が冷えると上手く動かなかったので、指先に息を吹きかけたり温かいマグカップを握ったり、指先を温めることで、指が動きやすくなりました。

特に女性は指先が冷えやすい方も多いかと思いますので、試してみてください。

自分にとっての負の要因を探す

上記試してみて、まだ足りないと思われる方は、自分にとっての負の要因を探してみてください。私の場合は、爪が伸びていたり、机や椅子の高さが合っていなかったり、そもそも気分が乗らなかったりすると、タイピングスピードに影響が出ていました。

自分の集中力の妨げになっているものを探し改善することで、より集中して練習することができますよ!

改善点を発見する男性の影絵

嫌になったらやめる

私はタイピング練習中、いいスコアが出せずに悶々としたことが良くありました。何度パソコンをたたきつけたくなったか…苦笑

そんな時は、すっぱり練習をやめました。気持ちが落ち着けばまた練習を再開しましたが、基本的にはその日の練習を取りやめていました。
一番よくないのは嫌々続けることだと思います。体も強張りますし、気持ちも落ちて他のことにも集中できなくなりますし、いいことないです。

嫌な気分になったら勇気を持ってすっぱりやめる!タイピング練習を長く続けるコツは、これにつきると思います。

他人と比べず自分をほめる

意外と難しく重要なのが、他人と比べないことです。他人の情報が入ってくる環境にいると、切磋琢磨できる反面なぜ私はタイピングが遅いのだろうか…なんて思ってしまうんですよね。でも、他人と比べる必要はありません。

学生時代によく使用していたり、文字入力をする機会が多かったり、その人の経験によって差がでるのは当たり前です。これから練習すればいいのですから、今出ている差を気にする必要はありません。

毎日練習していて偉い!少しずつでも点数伸びているなんてすごい!〇日前より早く打てるようになっている、そんな私は最高―!!と、自分自身をほめまくりましょう。

ほめたたえる人々の影絵

こんな風に、癖の矯正や気持ちの切り替えを行いながら少しずつ練習を重ねていくことで、タイピング速度の上昇を目指しておりました。少し早く打てるようになったかなと感じた頃には、研修や講習のメモをタイプしてみたりもしましたね。

皆様も、ご自身に合いそうなものがあればぜひ取り入れてみてください。

タイピング練習のサイクル

私のタイピング練習のサイクルは割とシンプルです。ひとつのことに集中してしまう性格もあるかと思いますが、とにかく早く目標達成をしたかったので、スコア報告の際に利用するe-typingというタイピング練習サイトを中心に練習していました。

サイクルは以下のような感じです。

パターン1

e-typing腕試し

寿司打(タイピングゲーム)

e-typing腕試し

パターン2

e-typing腕試し

e-typing 長文

e-typing腕試し

このサイクルを、前項に記載したことを意識しながら繰り返し行っておりました。

e-typingだけでも十分ではあったのですが、文字を入力するだけなので途中で飽きてきてしまいまして…。気持ちを切り替えたい、でも練習は継続したい、という気持ちを両立させるために、タイピング練習サイトを変更するという方法を取りました。

特にパターン1のサイクルは、制限時間内に正確にタイプすることを求められるタイピングゲームを挟んだことで、e-typingに戻った際にスピードと正確さが上がった実感が持てました。
また、2のサイクルでも、長文を打つことでe-typing腕試しの短い文章を打つのが楽になったように感じました。

特定のサイトに執着するのではなく、色んなサイトを活用してみるのもタイピング速度を上げる方法のひとつです。

練習サイトを探す少年の影絵

e-typingでスコアを上げる方法

正直あまり真似してほしくないやり方なのですが、e-typingに関しては短期間でスコアを上げる方法があります。
私は前項でも述べた通り、e-typingで目標にしていた300点というスコアを、とにかく早く出したいと思っていました。練習する中でおそらく効果的だったのだろうなと思うことがいくつかありますので、それらを紹介していきたいと思います。

どのテーマでもいいのでひとつに絞って練習する

長文だけ、ビジネス分野だけ、スポーツ分野だけなど、特定のテーマをひたすら練習します。ある程度決まった文章が出されますので、練習を重ねれば重ねるほど出題される文章を覚えることができます。
文章を覚えることで、次に打つべき文字が予測しやすくなるため、画面を確認する回数が減り、スコアが上がります。

私は文章を見ると文章の意味を考えてしまい、指を動かすまでにワンアクション遅れてしまっていました。特に腕試しレベルチェックの給食テーマの時は苦しみましたね…。
みかんご飯ってなんだ…カレー出すぎじゃない…?そういやうちの小学校はグリーンピースが出るとグリーンピース戦争(やんちゃボーイ達が教室内でグリーンピースを投げ合う様)が始まってたな…と、余計なことばかり考えてしまいまして…。

けれど、何度も何度も同じ文章を目にすることで、その文章を会話や物語としてではなく、ただの文字列として認識でき、スコアが上がったのだと思います。

ただ、やはりずっと同じテーマだと特定の文章しか早く打てなくなってしまいますし、飽きてきてしまうと思うので、1週間でテーマが変わる腕試しレベルチェックを重点的に練習するのがおススメです。

狙いを定める狙撃手の影絵

勝負は月曜日

これは腕試しレベルチェックを練習している方に限ってしまうのですが、週が変わるとスコアが下がるなと感じている方はいませんか?
スコアが下がってしまう原因として、腕試しのテーマが変わってしまうこと、もしくは土日に練習をしていないことが挙げられます。

1週間一生懸命練習をしていた腕試しのテーマは、火曜日に新しいテーマに変わります。初見の文章になるため、タイピングに慣れていない人は練習し続けたテーマより少しスコアが落ちてしまいます。

また、土日にタイピング練習を行わずに月曜日を迎えると、なんだか指が上手く動かないなと感じた経験があるのではないでしょうか。体が覚える前に練習期間を開けてしまったために、感覚を思い出すのに時間がかかってしまっているのです。

この2つの原因を鑑みると、月曜日は1週間の練習成果を一番発揮しやすい日だと考えられます。1週間同じテーマを練習し続け、かつ土日も少しでいいので練習することを続けてみてください。2~3週間に一度、早い方は1~2週間に一度、どこかでポンっと8~10点ほどスコアが上がるタイミングがあると思います。

この際、火曜日にスコアが下がることはあまり気にしなくて良いです。先ほども述べた通り初見の文章ですので、慣れていないだけだと思います。文章に慣れた頃には、前回のテーマを練習していた同じ曜日よりもスコアが上がっているはずです。

練習の成果を発揮すべく勝負する2人の影絵

どうしても直らない癖は気にしない

人にはどうしても直らない癖というものがありますよね。前述と少し矛盾してしまうのですが、無理に直すことがかえって負担になるのなら、直す必要はないのではないかなと思います。あくまで一個人の意見ですが。
ただ、直せるにこしたことはないですし、あまり手を動かさなくても良いポジションというものはありますので、必要最低限の矯正は行うようにしましょう。

また、 タイピングは全くの初心者ですという方は、最初から手のポジションやタッチタイピングを意識して練習するのが一番良いです。
矯正し直すのは時間がかかりますし、大変なので…。

実は私も、タッチタイピングが苦手でして…文章をガッと覚えて、キーボードを見つつタイプする癖がついておりました。でも、スコアの提出の方が気になってしまっていたので、タッチタイピング習得よりもスコア向上を優先させました。
目標達成のために優先順位をつけた形になりますね。

とはいえ、e-typingで300点を目指すとなると、タッチタイピングの技術が必要になってきます。 画面が切り替わった際に最初の文字をいかに早く打てるかは、目的のキーの位置を打てるかどうかが影響しますからね。
300点を目指していく中で、 キーボードを確認しなくてもタイプできるようになってきたかなと思います。 少なくとも、がっつり見続けるということはなくなりました。

兎にも角にも、ある程度タイピングできる方は、あまりご自身に負担をかけすぎないよう注意してくださいませ。

気にすることやめ羽を伸ばす少女の影絵

余談ですが、タッチタイピングとはキーボードのキーを見ないでタイプすることです。ブラインドタッチと同じ意味ですが、今はタッチタイピングと呼ぶのが主流のようです。

おススメのタイピングゲーム

タイピング練習にあたっては、ゲームで練習するのがおススメです。これは良かったなと感じたものをいくつか紹介していきたいと思います。

e-typing

e-typing : https://www.e-typing.ne.jp/
前述でも何度か話題に出ていたこのe-typingでは、腕試しレベルチェックで自分のタイピング速度を知ることができます。タイピングスピードとタイプミスの数で計算され、0点から点数(スコア)を出してくれます。
自分のタイピング速度がどれくらいか知りたいなと思っている方は、1度チャレンジしてみてください。

ちなみにスコアレベルは以下のURLで紹介されています。
レベル一覧: https://www.e-typing.ne.jp/help/015.asp
299点以上もあり、どんな称号が出るかは隠されているそうです。ランキングでは900点近くのスコア出している人もいて驚きました…。

タイピンングバラエティも多く、会員登録も無料でできます。登録すると苦手指や練習回数の記録の他、グラフにして可視化してくれるので、成長が見えてモチベーションも上がりますよ。かな入力や、英語入力のタイピングもできるところがポイント高いですね。

タイピンガーZ

タイピンガーZhttps://typingerz.com/
ポケ●ン育成ゲームのようなサイトで、モンスター(キーボードのタイプ)を選び、コロシアムで勝負することができます。

文字を打つことで攻撃をするのですが、ミスすると経験値が減ってしまい、モンスターを育てるのに時間がかかってしまいます。また、1回戦ごとにタイプスピードや正確性などを算出してくれるので、より早くより正確に打たなければ、という意識を持つことができます。
敵なのに丁寧に操作方法を教えてくれる、ほっこり場面もあります。

「ゼロから始めるタイピング」というコースでは、ホームポジションや指の可動範囲(どの指でどのキーを打つか)を教えてくれます。動画や画像付きなので、キーボードから視線を逸らせるのが良かったですね。1回で終了ではなく、何度も繰り返し実施できますよ。

枠外の人をじっと眺める影絵のモンスター

以下は弊社同期のピピよさんにおススメしていただいたタイピングゲームになります。

寿司打 WebGL版

寿司打 WebGL版https://sushida.net/
すしネタが流れきる前に表示された文字を打つタイピングゲームです。

レベルが3段階あり、難易度とコース(1回にタイプする文字数)が選べます。ネタが流れることによりささやかなプレッシャーを感じ、焦ってミスります。
1万円コースは文字数が多くキーボードを見ている暇がないので、タッチタイピングの練習にもなりますね。

Typing Tube

Typing Tubehttps://typing-tube.net/
音楽の歌詞をタイピングできるタイピングゲームです。Lv.1~Lv.5まであり、音楽もきちんと流れるので息抜きに行うのに良いかと思います。

Lv.1は歌もゆっくりで間奏も多めのものが多いのですが、歌っている人が一節歌いきる前にタイピングし終えないといけないのでところどころ難しいです。歌詞に英語が入ってくるものもあるので、英語タイピングを練習したい人にもいいかもしれません。
こちらもキーボードを見ている暇がないので、タッチタイピングの練習になりますよ。

ちなみにスコア300点行き来している私は、Lv.2~3でひぃひぃでした…。そして、英語タイピングもまだ練習できていないので、合いの手の「Woo Yeah」などの入力に苦しんでいます(合いの手の入力はなくてもいいのでは…)。

音楽を聴く女性の影絵

さいごに

今回も長々書いてしまいまして…最後までお付き合いいただいた方は、本当にお疲れ様でございました。お役に立てる情報が少しでもあったのならば、うれしく思います。

課題や仕事を早く終え、プライベートを充実させるべく、皆様もぜひタイピング速度を上げる練習をしてみてください。
私も引き続き練習をしていきたいと思います。

それでは、お読みいただきましてありがとうございました!

作者情報

海洋系大学出身のエンジニア見習い。海の生き物、特に深海魚が好きですが、名前は覚えられません。ウバザメ、ラブカ、ミツクリなど、サメ系にときめきます。