VBA資格を四日で取得

VBAのVの字も知らないのにVBAスタンダート資格を4日で取ったお話。

お疲れ様です。知ってる人もそうじゃない人も。くろもみじと申します。

今回は業務自動化という魅力的な言葉につい騙されて「イケるイケる」と無茶な勉強をして、4日でVBAスタンダートを取ってしまうお話です。この話はフィクションではありませんがやってることと言ってることはフィクションみたいなものです。
ガチの対策とか画期的な勉強方法を書いているわけではありません。私はゴリゴリの暗記型です、あらかじめご了承ください。笑

VBAベーシックを受験するきっかけ

さて、なんで私がVBAを取ろうか、と思い立ったところから話は進みます。

困ったからです。おわり。

え?…はい。すいません。ちゃんとやります。

私は今まで生きてきた中で必要に駆られたり、やらなきゃ不味くなったり、本当に必要にならないとやれない人間でした。今回もそうで、excelのデータ入力作業にすごい時間がかかって業務に支障がでてきまして。
入力作業は一か所間違えたらやり直し、紙媒体で出そうものなら直して、印刷して、精査して、不備があったらまた……

はい。無理です。俺には耐えられませんでした。せめて一回でやりたい。そうでなくても抜け・不備、なくしたい。
そんなことを考えて…

そうだ!そのシステムが無いなら、俺が作っちまおう!

と考えたのがすべての始まり。

仕事で使うくらいでVBAのことなんて全く分かりませんでした。皆さんマクロを作っているところを見たことはありますか?ほとんどの人が「ない」と答える(と思いたい)でしょう。
使うって言ってもソートかけたり、ほかの人が作ったマクロを運用する程度しか使えない(と思いたい)ですよね。
そもそもできているものを運用はすれども中身を解析したり構成を見たり、しない(と思いたい)ですよね。

ぶっちゃけ私、IT業界未経験。パソコン、仕事でも私生活でもあんま使わない。
ほんと、ただただ業務効率化って言葉に魅力を感じて勉強を始めました。

VBAベーシックの勉強方法

勉強を始めるにあたって興味がわき、ほかの人が作ったVBAの中身を覗き見しました。
実際見てみると…は?ナニコレ?わかんね。
もうね、業務レベルで作るマクロとかマジわかんね。無理。資格を取った今見ても、うん。わかんない。

すげえなって思いました。
これで年間何時間業務効率化しているんだろうって。無粋な話をするとこれを作っておろしていくら稼いだんだろうって。
作成者に会えたら聞いてみたいと思っています。

さ、こんな独白置いといて。
実際にやった勉強をお話していこうと思います。

勉強1日目〜青本をひたすら読む〜

通称:青本
VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック [模擬問題プログラム付き]

こいつをひたすら最後まで読みます、わからないことがあってもとりあえず読み進めます。
読むだけでいいんです「VBAってこんな感じなんだ」と知れればいいです。
200ページくらいあります、時間かかります。私は3時間ぶっ通して読んでました。
内容?一回読んだくらいじゃ全然わかんね。
そんなこんなでいいんです、とりあえずVBAの概要を知れれば。

初日は読むだけで終了。

勉強2日目〜問題集をやる〜

青本についてる2つの問題集を本も開かずにやる。
まず1つめ。45点。はい、ですよね。
ここでちょっと違うやり方を取ります、流し読みしただけなのにできたところ。
ここをもう一回勉強(とはいえ教科書読んでまとめるだけ)30分くらいで簡単に2つめの問題集やる。50点、うん。
でも一つ目の正解したところに似たような問題は正解できていました。ほかは解ける。
今度は間違えていた問題をリストアップして青本を読む。読むだけ。

これ全部やるのに2時間くらいかかりました。これで二日目はおしまい。

勉強3日目〜また問題集をやる〜

昨日同様、まず青本についてる2つの問題集を本も開かずにやる。
75点、おお!なんか昨日よりできてる!
ここまで来れば同じです。あっていたところをおさらいして間違えていたところをリストアップして読んでまとめる。
そうすると自分がどこでつまずいているかわかります。同じところで悩んで同じ所で間違えています。
つまずくところをしっかり覚えなおしてさぁ、問題集2週目

95点!(問題文覚えてきてしまって惰性でやれてる、、、)

そんなこんなで終了。
なぜかここで行けると踏んだ
次の日の夜。有楽町にあるオデッセイ(VBAやMOSの資格を出しているところだ。すごいぞ!)センターで試験申し込み。なんでだろうね。勉強した事忘れる前にやろうと思ったのかね。

今でも思う。こいつやべえなって。。。。

勉強4日目〜弱点を埋める〜

今までミスってたところを重点的に読み、まとめ直し、問題集やって…

100点

青本についている奴ならもう余裕~!とか思った。
ー…思った。
昨日過去問買ってやろうかな、とか不安に思ってたのを忘れて。

いざ試験

試験まで青本流し読み。あまつさえ調子に乗ってコーヒー飲みながら試験会場の近くで時間までつぶす始末。○りたい。過去に戻って殴○たい。
待っている最中に某上長から受かった以外の報告は聞かないから~なんて連絡がありましたが冗談を返せるくらい余裕な気持ちでした。ほんと、殴り○え。

さぁ試験。持ち物検査を経て試験PCの前へ。

おかしい。全然わかんない。え?クッソムズイ。
この構文みたこと全然ない。なに書いてあるかわかんない。

痛感しました。
基礎しかやらないで資格試験に臨む愚かさを。
応用って当たり前ですよね。付け焼刃では受からない。そう思っていました。

ですが問題が進むにつれて徐々に頭がクリアになってきて問題が理解できるようになっていきました。
緊張してたんですね。わからないほどに。
試験時間50分解き終わって20分ほど。
最初から落ち着いて見直してもう一度問題を解いていって残った時間は15分。

閑話休題。

この試験、実は合格点がわからないようになっています。その日の難易度で決まるそう。
一説によると1000点満点中650点取ればOKみたいなこともネットに書かれていましたが、800点取らないといけない日もあるそうです。神頼み。

話は戻ります。
試験終了のボタンを押した瞬間に合否がわかります。こわ。結果は…。

合格。700点合格ラインで750点。

うれしかったんですが難易度にビビりました。見通しが甘かったのを痛感。
教科書だけだと足りないので、過去問(※)を買ったほうがいいと思います。
※Eラーニングの過去問、オデッセイのやつ

私がやった勉強方法まとめ

  1. 読書
    これにつきます。
  2. 過去問
    出来たところを見直してケアレスミスを防ぐ。
    正解しているので覚えているからこそミスをなくそう。
  3. できなかったところはリストアップ
    再読書。どこを、どういう風に間違えたか考える。
  4. 苦手、よくミスするところ確認!
    二度三度間違えるということは何かを勘違いして覚えているから。
    ちゃんと本を読み理解しよう。

資格を取って感じること。

対外的にVBAを勉強してます、少し知識があります、頑張って作ります!って言えることなのかな。
内部的にも外部的にも見え方も変わると思います。
頼まれる仕事も誰でもできる仕事からVBAを多少知らないとできない仕事になっていきますし、その部分が強みなのかなと。
今後、VBA資格取得支援講習をしようと資料鋭意作成中です!
手に職、ってわけじゃないのですが業務効率化、興味ありましたらBreezeGroupまで是非聞きに来てください。笑
丁寧に教えます。ミスったところ、試験で出たところ。その他。

VBA資格取得応援します!

IT業界で働いていく人にとって、資格取得が一つのモチベーションになればいいな。

次はPythonかな。。。。。。